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J-GLOBAL ID:202202283495676415   整理番号:22A0565720

Cayratia albifolia C.L.Li根の水抽出物はM1マクロファージ分極を抑制することによりザイモサンA誘導炎症を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Water extract of Cayratia albifolia C.L.Li root relieves zymosan A-induced inflammation by restraining M1 macrophage polarization
著者 (22件):
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巻: 96  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cayratia albifolia C.L.Li(CAC)は,炎症性疾患を治療するために使用される漢方薬である。著者らの研究室は,CACからの水抽出物がリポ多糖類(LPS)誘導炎症を緩和することを報告したが,その抗炎症効果を証明するためにはより強い証拠がまだ必要であり,関与する機構もあいまいである。この研究は,感染性炎症を軽減し,新しい薬理学的機構を明らかにする,CACの応用に対するより多くの証拠を示すことを目的にした。マウスは,それらの足または腹膜腔にzymAを注射し,CACで治療した。ELISA,免疫蛍光およびフローサイトメトリーを,サイトカイン(IL-1β,IL-6,TNF-αおよびIL-10)生成,細胞浸潤,およびマクロファージのCD86またはCD206発現を検出するために実行した。次に,in vitroアッセイを骨髄由来マクロファージ(BMDM)と腹腔マクロファージ(PMs)について行い,iNOS,arg-1,およびサイトカインの発現を検出した。機構に関して,ウェスタンブロット法(WB),電気泳動移動度シフトアッセイ(EMSA)およびフローサイトメトリーを,BMDMsがzymAによって刺激され,CACによって治療されたとき,NF-κB転写活性,ミトコンドリア生物活性およびmTORC1活性化を測定するために行われた。最後に,抽出物に含まれる化学成分をLC-MSによって分析した。200mg/kgのCACは,局所組織でのIL-10よりも,明らかにzymA誘発マウス足浮腫を阻害し,IL-1β,IL-6およびTNF-αの含有量を減少させた。また,CACはCD86を減少させたが,in situでマクロファージのCD206は減少しなかった。in vitro実験を通して,CACはIL-1β,IL-6およびTNF-αの蛋白質およびmRNAレベルを低下させ,iNOS発現を阻害したが,マクロファージにおけるIL-10およびarg-1への影響は示さなかった。CACはNF-κB転写活性を低下させ,ミトコンドリア膜電位とROSレベルをダウンレギュレートし,mTORC1活性を阻害した。最後に,4-グアニジノ酪酸とキヌレン酸が最も豊富である抽出物中の15の主要化合物を同定した。本研究は,CACがzymA誘発感染性炎症を有意に減少させるという更なる証拠を提供する。さらに,この新規データは,CACが,その潜在的活性成分に基づいて,マルチターゲット阻害効果を介してM2マクロファージ分極を促進するよりも,M1を抑制することを明らかにした。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  消炎薬の基礎研究 

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