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J-GLOBAL ID:202202283503981354   整理番号:22A1022505

動脈瘤性くも膜下出血後の早期脳損傷における脳エネルギー状態および代謝変化: 前向き31P-MRSパイロット研究【JST・京大機械翻訳】

Cerebral Energy Status and Altered Metabolism in Early Brain Injury After Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage: A Prospective 31P-MRS Pilot Study
著者 (12件):
資料名:
巻: 13  ページ: 831537  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7085A  ISSN: 1664-2295  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)後の初期脳損傷(EBI)における脳エネルギー代謝の急性変化は,全体的な神経学的転帰に重要な役割を果たす可能性がある。しかし,これらの変化の直接検出は限られている。リン酸化磁気共鳴分光法(31P-MRS)は,種々のリン化合物代謝産物に基づく病態生理学的過程と組織代謝の測定を可能にする分子ベースの先進的神経イメージング技術である。この方法は一次および二次変化の客観的評価を提供する。目的:このパイロット研究の目的は,SAHにおける早期31P-MRSの実現可能性と診断可能性を評価することであった。方法:2016年7月~2017年10月の間に破裂動脈瘤に対し治療したSAH患者を前向きに検討した。31P-MRSを含む3-Tesla-MRIを出血後最初の72時間以内に実施した。前,中および後大脳動脈(ACA,MCA,PCA)および基底核の血管領域のデータを,別々に分析し,健康な年齢および性別がマッチした対照群のデータと比較した。リン化合物代謝産物を定量し,これらの代謝産物の比率をさらに評価した。治療様式,臨床条件,および鎮痛の影響を分析した。結果:13人の患者のデータを分析した。31P-MRSは,すべての脳血管領域でSAH後の脳エネルギー代謝の有意な変化を示した。PCr/ATPとPCr/Pi比の両方が著しく増加した(P<0.001)。また,Pi/ATPは,すべての脳血管領域で有意に減少した(P=0.014)。PME/PDE比は全体的に有意に減少した(P<0.001)。【結論】31P-MRSは,SAH後のエネルギー代謝の変化を評価する有望な非侵襲的イメージングツールである。それは,EBIの詳細な洞察を可能にし,臨床診療に対する高い可能性を有するようである。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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循環系の疾患  ,  神経の基礎医学  ,  神経系の診断  ,  神経系の疾患 
引用文献 (34件):
  • van Lieshout JH, Dibué-Adjei M, Cornelius JF, Slotty PJ, Schneider T, Restin T, et al. An introduction to the pathophysiology of aneurysmal subarachnoid hemorrhage. Neurosurg Rev. (2018) 41:917-30. doi: 10.1007/s10143-017-0827-y
  • Fujii M, Yan J, Rolland WB, Soejima Y, Caner B, Zhang JH. Early brain injury, an evolving frontier in subarachnoid hemorrhage research. Transl Stroke Res. (2013) 4:432-46. doi: 10.1007/s12975-013-0257-2
  • Ostrowski RP, Colohan AR, Zhang JH. Molecular mechanisms of early brain injury after subarachnoid hemorrhage. Neurol Res. (2013) 28:399-414. doi: 10.1179/016164106x115008
  • Stocchetti N, Roux PL, Vespa P, Oddo M, Citerio G, Andrews PJ, et al. Clinical review: neuromonitoring - an update. Crit Care. (2013) 17:201-201. doi: 10.1186/cc11513
  • Oddo M, Villa F, Citerio G. Brain multimodality monitoring. Curr Opin Crit Care. (2012) 18:111-8. doi: 10.1097/mcc.0b013e32835132a5
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