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J-GLOBAL ID:202202283607722008   整理番号:22A0429301

メタノールと高反応性燃料の二重燃料燃焼に関する光学的診断と化学動力学解析【JST・京大機械翻訳】

Optical diagnostics and chemical kinetic analysis on the dual-fuel combustion of methanol and high reactivity fuels
著者 (12件):
資料名:
巻: 312  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二重燃料燃焼は,その高いオクタン価と蒸発潜熱のため,メタノールを利用する効果的な方法である。メタノールを使用する2つの方法を考察した。一つは,ポート注入高反応性燃料と指向性噴射メタノールであり,活性熱雰囲気燃焼(ATAC)と呼ばれる。もう一つはポート噴射メタノールと直接噴射高反応性燃料であり,反応性制御圧縮点火(RCCI)である。本研究では,両メタノール燃焼モードを光学エンジンで調べた。いくつかの光学的診断法を利用して,火炎自然光度イメージング,OH*自然光度イメージングおよび波長積分による二色法を含む火炎特徴を特性評価した。一方,化学反応速度シミュレーションも組み合わせ,メタノール燃焼に及ぼす活性雰囲気と熱雰囲気の影響を調べた。結果は,メタノールATACに関して,メタノールがn-ヘプタンの低温熱放出(LTHR)段階の間に直接注入されるとき,それは次の高温熱放出(HTHR)の燃焼位相に及ぼす顕著な影響を引き起こすことを示した。メタノールがn-ヘプタンのHTHR段階中に直接注入されると,単一ピークHTHRは二重ピークHTHRに変化した。また,メタノールの黄色拡散火炎も観察できた。シリンダ内渦によって,渦スクイーズゾーンにおけるOH*信号の面積と強度は,渦伸張ゾーンにおけるそれらより大きい。メタノールの火炎温度は,CA50(50%混合物のクランク角が完全に燃焼する)で1800~2500Kで維持され,一方,最大KL因子は0.04~0.05を維持した。n-ヘプタン燃焼により生成された熱雰囲気は,メタノールの着火遅れの短縮に支配的な影響を与える。活性雰囲気の影響は限られている。メタノール/高反応性燃料RCCIに関しては,均一低反応性メタノールの存在のため,直接噴射(DI)タイミングが遅れるとき,失火条件が発生する。高反応性燃料のDIタイミングにより,燃焼安定性は改善した。しかし,火炎発達の進展は主に低速火炎伝播であり,長い燃焼期間をもたらす。燃焼特性は,n-ドデカン,特に,燃焼段階の進展と自己着火スポット数の増加のような,より高い反応性燃料の利用によって,さらに改善できる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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圧縮点火機関  ,  燃焼一般 
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