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J-GLOBAL ID:202202283661363367   整理番号:22A1044017

マイクロ流路ディスクを用いた卵黄中のサルモネラ菌センシング

SALMONELLA SENSING IN EGG YOLK USING MICROFLUIDIC DISC
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  号: Supplement A  ページ: 88-90  発行年: 2022年03月15日 
JST資料番号: L3948A  CODEN: KAGSEU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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Salmonella entericaは食中毒発生を引き起こす危険な病原体の1つである。S.entericaのビヒクル食品の1つは卵である。従来の培養に基づく方法は,S.entericaを検出するのに長時間を要し,その感染を防ぐために迅速な検出法が必要である。著者らの研究室では,液体流と遠心力による細胞の分離を可能にするマイクロ流体ディスクを開発した。S.enterica細胞を分離し,PCRにより特異的invA遺伝子を増幅し,ディスク上のマイクロチャンバー内の蛍光プローブによりそれを検出することが可能である。本研究では,卵黄成分を除去する卵黄からのS.entericaの収集法,およびマイクロ流体ディスク上のPCRによる収集したS.entericaの迅速検出を示した。最初に,S.enterica細胞を,抗体被覆免疫磁気ビーズを用いて卵黄から採取した。次に,ビーズを用いて卵黄から採集したS.entericaを,各マイクロチャンバーのPCRの前に蛍光強度比を評価することによって,ディスク上でPCRによって検出した。結果として,マイクロチャンバの数は,5.0×104細胞/mlから5.0×107細胞/mlの範囲でS.entericaの濃度に依存して閾値を超えた。6時間以内にディスク上でPCRにより卵黄中のS.entericaの5.0×104細胞/mlまたはより高い濃度を検出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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食品の汚染  ,  計測機器一般 
引用文献 (1件):
  • S. Furutani, M. Kajiya, N. Aramaki and I. Kubo, Micromachines, 7, 10 (2016).
タイトルに関連する用語 (5件):
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