抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・本研究では,空中超音波フェーズドアレーで収束超音波を放射。
・それによって生じる音響流を用いて遠隔で局所的な熱伝達の促進を行う方法を提案し,その性質を実験によって確認。
・その結果,物体表面での温度減少が認められ,水平に音響流を当てることによる冷却効果の局在性向上の可能性が判明。
・一方で音波の反射による定在波の発生や,音響流と対象物体との微妙な位置関係による冷却効果の空間的性質の大きな変化などの新たな実験的知見を獲得。
・今後はより精緻な実験と理論的・数値的な解析によりさらに現象の解明を進め,遠隔で局所的な冷却を効率的に行えるような方法論の開拓が必要。