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J-GLOBAL ID：202202284446158227   整理番号：22A0710810

最適化計算を用いた球面波インラインディジタルホログラフィ

Digital Holography with Spherical Wave Using Optimization Algorithm

著者 (4件)： 長谷川鋭 (千葉大) ,  下馬場朋禄 (千葉大) ,  角江崇 (千葉大) ,  伊藤智義 (千葉大)
資料名： 画像電子学会誌(CD-ROM)  (Journal of the IIEEJ (CD-ROM))
巻： 50  号： 4  ページ： 580-583  発行年： 2021年10月30日 
JST資料番号： S0815B  ISSN： 2186-716X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ディジタルホログラフィは撮像素子を用いて3次元情報をホログラムとして記録し,コンピュータ上で可視化する技術である.計算によって試料の振幅と位相を得ることが可能である.しかし,現在の撮像素子は解像度が十分ではなく,より高精細な再生像を得るために,平面波によるインラインホログラフィを用いることが多い.ただし,インラインホログラフィは所望の3次元情報に不要な光情報が重なるという難点がある.また,平面波を作るためにはコリメータレンズ等を必要とするなど,光学系が大がかりになる.そこで,本論文では平面波よりも光学系を簡素化できる球面波参照光を用いたインラインディジタルホログラフィに最適化計算を適用したシステムを提案する.さらに,反復計算を必要としない新たな推定法を見出し,数値実験で定量評価を行ったところ,代表的な画質回復手法であるGerchberg-Saxton法に比べて,50倍の速さで同程度の画質を得た.(著者抄録)

シソーラス用語： *画像処理 ,  *最適化手法 ,  球面波 ,  *計算機ホログラム ,  立体画像 ,  コリメータ ,  逐次近似 ,  画質
準シソーラス用語： 反復法

分類 (3件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E) ,  ホログラフィー一般  (BD03071V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 最適化 ,  計算 ,  球面波 ,  インライン ,  ディジタルホログラフィ