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J-GLOBAL ID:202202284795787576   整理番号:22A0495174

SARS-CoV-2 rt-PCR陽性症例における肺外臓器の死後病理学的変化:単一施設の経験【JST・京大機械翻訳】

Postmortem pathological changes in extrapulmonary organs in SARS-CoV-2 rt-PCR-positive cases: a single-center experience
著者 (5件):
資料名:
巻: 191  号:ページ: 81-91  発行年: 2022年 
JST資料番号: A1067A  ISSN: 0021-1265  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:肺はSARS-CoV-2により影響を受ける主な標的器官として見られるが,他の臓器も損傷する。目的:死後ポリメラーゼ鎖反応試験による陽性結果の症例で実施した剖検の肺外所見を決定することを目的とした。方法:肺外器官の病理学的変化を光学顕微鏡で調べた。【結果】これらの症例の心臓,肝臓,脾臓,腎臓,膵臓,および中枢神経系サンプルを評価した。症例の約80%は男性で,20%は女性であった。心臓の検査では,症例の28例が瘢痕があり,14例が急性心筋梗塞,6例が急性および以前の心筋梗塞所見,2例が心筋炎,4例が間質性単核炎症性細胞浸潤であった。肝の検査では,門脈炎症が84例,脂肪変性が54例,中心小葉壊死が9例,門脈内炎が7例であった。腎臓の評価では,37例が慢性腎 py腎炎,36例が尿細管損傷,15例が尿細管間質性壊死,16例が小嚢内微小出血,10例が毛細血管内炎,9例が糸球体毛細血管に微小血管フィブリン血栓を有した。中枢神経系では,8例が梗塞と液状化,56例が血管周囲出血,54例が急性低酸素性虚血性変化,3例が実質微小出血,52例が毛細血管内炎であった。結論:剖検は,SARS-CoV-2感染の病因を解明し,感染患者の臨床管理に寄与するために,すべての器官におけるウイルスによって引き起こされる損傷を系統的に調べる際に重要な役割を果たす。Copyright Royal Academy of Medicine in Ireland 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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腫ようの診断  ,  法医学  ,  病理検査  ,  呼吸器の腫よう 

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