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J-GLOBAL ID：202202285129932551   整理番号：22A0359349

果実の着色促進技術 ブドウの温度管理と台木利用による着色向上技術

著者 (1件)： 高居恵愛 (石川県大 農場)
資料名： 果実日本
巻： 77  号： 2  ページ： 57-60  発行年： 2022年02月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・温度管理と台木によるブドウの着色向上,「ルビーロマン」を対象に解説。
・実験結果を詳細解説,昼夜の温度差よりも,昼の高温を下げることが有効と判断。
・また,四倍体台木に接木すると,果房重と果粒サイズが小さく,果実の生育も不良で四倍体大粒品種は五倍体BB台木に適すると判明。
・ただし,四倍体5BB自根のブドウは生育が弱く,接ぎ穂を得にくい,また活着率が低いという点の克服が必要。
・四倍体台木の利用について,さらなる検討が必要。

シソーラス用語： *ブドウ ,  *台木 ,  栽培管理 ,  接木 ,  四倍体 ,  倍数体 ,  品質 ,  植物生理 ,  変色 ,  処理
準シソーラス用語： *ルビーロマン ,  *温度管理 ,  果実品質 ,  五倍体 ,  着色【植物生理】 ,  低温処理

分類 (2件)： 果樹  (FC03042G) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

引用文献 (5件)：

• 松田賢一ら (2020): ブドウ′′ルビーロマン′′のポット栽培における着色期の温度が果皮着色におよぼす影響、 園学研 19(1): 29-38
• 松田賢一ら (2020): ブドウ′′ルビーロマン′′の培養果粒における温度処理が果皮着色におよぼす影響、 園学研 19(1): 39-47
• 杉浦裕義ら (2016): 多点同時局所環境制御装置、 実用新案登録第3204876号
• Matsuda et al. (2021). Scientia Horticulturae 288: 110381
• Gao-Takai et al. (2017). The Horticulture Journal 86: 171-182

タイトルに関連する用語 (6件)： 果実 ,  着色 ,  促進 ,  ブドウ ,  温度管理 ,  台木