抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:経皮的冠動脈インターベンション(PCI)/冠動脈バイパス移植(CABG)術後の駆出率低下心不全(HFrEF)患者の長期予後の影響因子及び尿酸レベルとの関係を検討する。方法:当病院の2010年1月から2016年4月までの間に、PCI/CABG術後のHFrEF患者合計153例の臨床資料を回顧性分析し、その中に高尿酸血症(HUA)を伴う患者44例をAグループとし、HUAを伴わない患者109例をBグループとした。両群のベースラインの臨床資料、冠動脈造影指標、術後の薬品使用状況及び予後指標をフォローし、同時に臨床予後の影響因子を分析した。結果B群の血清クレアチニン(Cr)及びトリアシルグリセロール(TG)水はA群より明らかに低く(P<0.01)、B群のLVEFレベルはA群より明らかに高かった(P<0.01)。B群のジギタリス使用率はA群より明らかに低く(P<0.01)、両群のフォローアップ期間中の主な終点イベント及び副次的エンドポイントイベントの発生率には統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。ロジスティック回帰分析では,HUAが心不全再入院の独立危険因子であることを示した(P=0.04)。Coxモデル多変量解析の結果、LVEF、ヘモグロビン(Hb)、Cr及びHUAはいずれも患者の術後死亡の独立影響因子(P<0.01)、LVEFとHUAは患者の術後の心血管死亡の独立な影響因子である(P≦0.01)。HUAを伴う患者の死亡リスクは,HUAのない患者の1.48倍[RR=1.48,95%CI(1.07,1.77),P<0.01]、心血管死亡リスクはHUAを伴わない患者の1.79倍[RR=1.79,95%CI(1.17、2.31),P<0.01。結論PCI/CABG術後のHFrEF合併HUA患者は長期に心不全再入院、全死亡、心血管死亡及び心不全死亡リスクがすべて明らかに上昇し、同時にHUAは患者の予後不良の独立危険因子である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】