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J-GLOBAL ID:202202285381514937   整理番号:22A1180068

高温高圧下におけるかんらん石-イルメナイト系の電気伝導度に関する実験的研究【JST・京大機械翻訳】

Experimental Research on Electrical Conductivity of the Olivine-Ilmenite System at High Temperatures and High Pressures
著者 (9件):
資料名:
巻: 10  ページ: 861003  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7066A  ISSN: 2296-6463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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イルメナイトは地球の上部マントルから苦鉄質岩中に分布する一般的な金属酸化物であり,地球の上部マントルの電気的構造に対するイルメナイト含有量の影響を詳細に調査する必要がある。種々の含有量のイルメナイト(V_Ilm=4,7,10,11および15vol%)および純粋なイルメナイト凝集体を有するかんらん石-イルメナイト系の電気伝導率を1.0~3.0GPaおよび773~1273Kで複素インピーダンス分光法を用いて測定した。かんらん石-イルメナイト系の電気伝導率は,Arrhenius則に従って,異なる程度で温度の上昇と共に増加した。圧力の上昇とともに,かんらん石-イルメナイト系の伝導率はわずかに増加した。伝導率の著しい変化によると,かんらん石-イルメナイト系におけるイルメナイト粒子のパーコレーション閾値は~11vol%であると提案した。分離したイルメナイトはかんらん石凝集体の伝導率に中程度に影響するが,相互接続したイルメナイトはかんらん石-イルメナイト系の伝導率を劇的に増強した。11vol%イルメナイトを含むかんらん石凝集体の伝導率は,10vol%イルメナイト含有かんらん石凝集体より約1.5~3桁高かった。孤立したイルメナイト(活性化エンタルピー:0.62~0.89eV)と相互接続したイルメナイト(活性化エンタルピー:0.15~0.20eV)を有するかんらん石凝集体の支配的な電荷キャリアである小さなポーラロンを提案した。さらに,地球の上部マントルにおけるかんらん石-イルメナイト系の伝導率-深さプロファイルを構築し,地球の内部構造に関する重要な制約を提供した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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各種酸塩鉱物  ,  月 
引用文献 (65件):
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  • AndreozziG. B., CellucciF., GozziD. (1996). High-temperature Electrical Conductivity of FeTiO3 and Ilmenite. J. Mater. Chem. 6, 987-991. doi: 10.1039/jm9960600987
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  • CaoY., WangC. Y., HuangF., ZhangZ. (2019). Iron Isotope Systematics of the Panzhihua Mafic Layered Intrusion Associated with Giant Fe-Ti Oxide Deposit in the Emeishan Large Igneous Province, SW China. J. Geophys. Res. Solid Earth 124, 358-375. doi: 10.1029/2018jb016466
  • Carter Hearn Jr.B. (2004). The Homestead Kimberlite, central Montana, USA: Mineralogy, Xenocrysts, and Upper-Mantle Xenoliths☆. Lithos 77, 473-491. doi: 10.1016/j.lithos.2004.04.030
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