抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・2022年3月に米国は0.25%の利上げを実施し,年末までの利上げ局面を受けてドライバルカー市況は上昇傾向にあり,底堅く推移することを期待。
・物流の混乱,荷役能力の不足によりコンテナ市況やバルカー市況が大きく上昇し,港での滞船が船腹の稼働を著しく低下させ,船舶需給が極端に逼迫し,海運市場が高騰。
・原油タンカーは,COVID-19の感染拡大による原油在庫の急拡大が続いてきたが,ようやく回復の兆しが出始め,2018年後半に好転した原油タンカー市況の再現を期待。
・ウクライナ情勢,オミクロン株への対応による中国の景気回復の遅れなど不透明感があるが,ウクライナ情勢によるトンマイルの拡大を背景に,2022年度も海運市況は底堅く高水準で推移するシナリオを維持。