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J-GLOBAL ID：202202285618401163   整理番号：22A0655567

スタガードDzyaloshinskii-Moriya相互作用を持つ中心対称二層磁石におけるスキルミオン結晶と螺旋相【JST・京大機械翻訳】

Skyrmion crystal and spiral phases in centrosymmetric bilayer magnets with staggered Dzyaloshinskii-Moriya interaction

著者 (1件)： Hayami Satoru (Department of Applied Physics, University of Tokyo, Tokyo 113-8656, Japan)
資料名： Physical Review. B  (Physical Review. B)
巻： 105  号： 1  ページ： 014408  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 2469-9950  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二層構造を有する中心対称磁石におけるスカイミオン結晶の安定化機構を理論的に研究した。局所反転対称性の不在と層間交換相互作用から生じる層依存性千鳥型Dzyaloshinskii-Morya相互作用間の相互作用は,量子化トポロジー数を持つスカイミオン結晶を含む多重Q状態の過剰を生じることを示した。外部磁場下の二層三角格子モデルに対するシミュレーテッドアニーリングを行うことにより,スカイミオンは,千鳥型Dzyaloshinskii-Moriya相互作用により,各層において異なるヘリシティを有する三角形状結晶を形成することを示した。各層のスカイミオンコアの相対位置は層間交換相互作用の符号に依存して異なるが,スカイミオン結晶相は強磁性と反強磁性の層間相互作用の両方の下でロバストに現れる。また,均一スカラーキラリティーをもつ別の2つの三重Q状態を見出したが,低および高磁場領域において量子化トポロジー数は無かった。特に,低磁場三重Q状態は,スカラーキラリティーの逆符号を示し,それは単層系で見出されなかった。著者らの結果は,格子構造における局所反転対称性の欠如が,中心対称磁石におけるトポロジースピン集合組織を誘起するための別の重要な成分であることを示した。Copyright 2022 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 位相幾何学 ,  強磁性 ,  交換相互作用 ,  *磁石 ,  *相互作用 ,  *対称性 ,  反強磁性 ,  ヘリシティ ,  多重化 ,  モデル ,  スカラー ,  外部磁場 ,  ロバスト性 ,  シミュレーテッドアニーリング
準シソーラス用語： キラリティ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 絶縁体結晶の電子構造  (BM02070Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： Dzyaloshinskii-Moriya相互作用 ,  対称 ,  磁石 ,  スキルミオン結晶 ,  螺旋