抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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CO<sub>2</sub>回収・貯留(Carbon dioxide Capture&Storage,CCS)において,当社のCO<sub>2</sub>地下貯留の第2選択肢として,CO<sub>2</sub>ハイドレート貯留を研究している.この方法では,地質・地層の構造より,CO<sub>2</sub>ハイドレートの生成と安定を支配する温度・圧力が重要である.圧力は静水圧と考えているが,温度は海流や緯度に影響を受けない,海水温が一定の海底下地層が適していると考えられる.そこで,北西太平洋の約140万のデータを海水温-圧力の関係,及び海水温-緯度の関係に整理した結果,水深千数百m以深では,表層の海流や緯度による海水温の変化が小さく一定であるので,CO<sub>2</sub>ハイドレート貯留に適した海底下地層の存在が期待される.(著者抄録)