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J-GLOBAL ID：202202285774087147   整理番号：22A0656223

板材の成形と加工における残留応力と製品欠陥 プレス成形シミュレーションと残留応力

著者 (1件)： 高村正人 (理研)
資料名： 素形材
巻： 63  号： 2  ページ： 14-20  発行年： 2022年02月20日 
JST資料番号： S0824A  ISSN： 0910-1985  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・輸送機器軽量化のため,高張力鋼板の採用が加速しているが,寸法精度不良,遅れ破壊,疲労破壊と深く関連している残留応力が問題であり,プレス成形シミュレーションによる残留応力予測が不可欠。
・プレス成形における残留応力,プレス成形シミュレーションによる応力予測(深絞り成形におけるねじれ不具合予測,ねじれの駆動力解析,残留応力対策),残留応力予測の高精度化,残留応力の計測について解説。
・残留応力予測の高精度化として,加工硬化モデル,異方性降伏関数,バウシンガー効果への対応,金型変形の扱いについて概説。
・理研小型中性子源RANSを用いた残留応力の計測技術について紹介。

シソーラス用語： 自動車用鋼 ,  鋼板 ,  成形 ,  *プレス加工 ,  シミュレーション ,  *残留応力 ,  引張応力 ,  深絞り加工 ,  ねじり変形 ,  寸法精度 ,  遅れ破壊 ,  疲れ破壊 ,  中性子回折 ,  加工硬化 ,  関数 ,  Bauschinger効果
準シソーラス用語： *超高張力鋼板 ,  プレス成形 ,  成形シミュレーション ,  圧縮残留応力 ,  引張残留応力 ,  ねじれ ,  疲労破壊 ,  降伏関数

分類 (2件)： プレス加工  (WC04050H) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (11件)：

• Masato Takamura, Ayako Fukui, Takayuki Hama, Yuji Miyoshi, Masashi Sakata, Hideyuki Sunaga, Akitake Makinouchi, Motoo Asakawa: Twisting in Curved Hat Channel Products Made of High Strength Steel Sheet, Steel Research Int., 81-9 (2010), 821-824.
• 小峯隼人,浅倉雅之,外賀太朗,木曽拓真,高村正人, 杉山隆司,浅川基男:高張力鋼板を用いたハットチャンネルの絞り-絞り戻し加工によるスプリングバック低減,塑性と加工,57-660,(2016),60-65.
• 松野崇,北條智彦,渡邊育夢:応力3軸度を考慮した簡易加工硬化則によるTRIP鋼の大変形域加工硬化挙動の解析,令和3年度塑性加工連合講演会講演論文集,(2021),117.
• F. Barlat, J. C. Brem, J. W. Yoon, K. Chung, R. E. Dick, D. J. Lege, F. Pourboghrat, S.-H. Choi, E. Chu: Plane stress yield function for aluminum alloy sheets-part 1: theory, International Journal of Plasticity, 19, 9 (2003), pp.1297-1319.
• Barlat, F., Grácio, J. J., Lee, M. G., Rauch, E. F. & Vincze, G., An alternative to kinematic hardening in classical plasticity, International Journal of Plasticity, 27, 9 (2011), pp.1309-1327.

タイトルに関連する用語 (5件)： 板材 ,  残留応力 ,  製品欠陥 ,  プレス ,  成形シミュレーション