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J-GLOBAL ID:202202285852639161   整理番号:22A0934907

OBJEChaT:身近な物理的オブジェクトを配信することで雑談を誘発するインフォーマルコミュニケーションシステム

An Informal Communication System that Induces Chit-Chat by Sharing Familiar Objects
著者 (3件):
資料名:
巻: 2022  号: GN-116  ページ: Vol.2022-GN-116,No.5,1-8 (WEB ONLY)  発行年: 2022年03月07日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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近年,多くの企業でリモートワークが導入されている.リモートワークは勤務者の生産性向上を促す一方で,オフィス出勤と比較しインフォーマルコミュニケーションの頻度が低下すると言われている.そこで,本研究では現実世界でのインフォーマルコミュニケーションを促すきっかけとなる,物理的オブジェクトを共有するシステムを考案・開発した.本研究では身の回りにあるモノを物理的オブジェクトとして定義した.提案システムOBJEChaTは,ビデオチャットを用いて参加者が近況を表す物理的オブジェクトを共有し,それをきっかけにテキストチャットによって会話を行うことが可能である.実験において顔投影時とオブジェクト投影時とで,システムの居心地のよさや会話数の比較を行った.その結果,オブジェクト配信時の方が映像を共有する抵抗感が低いことや,見られている圧迫感が低いことから,オブジェクトがシステムに居心地よくさせていることが示唆された.また会話内容や映像から物理的オブジェクト由来の会話が多く発生していることが確認でき,インフォーマルコミュニケーションを誘発することができると示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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その他の情報処理  ,  システム設計・解析 
引用文献 (7件):
  • “テレワークの実施状況に関する緊急アンケート」調査結果”http://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1022367 (参照 2021-12-22).
  • 赤堀渉, 中谷桃子, 橋本遼, 山下直美. 在宅勤務が職場の関係性及びメンタルヘルスに及ぼす影響. 情報処理学会インタラクション 2021 論文集. 2021, p.1-10.
  • 小川和也, 高島健太郎, 西本一志. On Commidor:テレワーク状況におけるインフォーマルコミュニケーションを誘発する仮想廊下. 研究報告グループウェアとネットワークサービス. 2021, 2021-GN-113, no.9, p. 1-7.
  • 赤塚大典. 弱い紐帯に注目したコミュニケーションメディア 「わくらわ」.WISS2006. 2006, p.139-140.
  • 藤野秀則, 下田宏, 石井裕剛, 北村尊義, 浦山大樹. 現場のレジリエンス向上のための雑談の活性化に関する研究の現状と展望. ヒューマンインタフェース学会研究報告集. 2016, vol.18, no.9, p. 33-40.
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