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J-GLOBAL ID：202202285865821224   整理番号：22A0763973

飽和粘土地盤におけるジャッキイン単杭と群杭の挙動解析

Performance analysis of a jacked-in single pile and pile group in saturated clay ground

著者 (4件)： Hoang Lua Thi (Faculty of Civil Engineering, Thuyloi University, Hanoi 100000, Viet Nam) ,  Dao Khang Xuan (Faculty of Geoscience and Civil Engineering, Institute of Science and Engineering, Kanazawa University, Kanazawa, Ishikawa 920-1192, Japan) ,  Xiong Xi (Faculty of Geoscience and Civil Engineering, Institute of Science and Engineering, Kanazawa University, Kanazawa, Ishikawa 920-1192, Japan) ,  Matsumoto Tatsunori (Faculty of Geoscience and Civil Engineering, Institute of Science and Engineering, Kanazawa University, Kanazawa, Ishikawa 920-1192, Japan)
資料名： Soils and Foundations (Web)  (Soils and Foundations (Web))
巻： 62  号： 1  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： U2456A  ISSN： 0038-0806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 杭を飽和粘土地盤に設置すると,地盤締固めにより「セットアップ」効果が起こり,杭挙動が変化する。この現象は野外と実験室の両者で観測されているが,その数値シミュレーションは未だ難しい。本研究では,三次元有限要素解析プログラム,PLAXIS3Dによる3つのシミュレーション法によって,ジャッキイン杭の挙動に対する杭打設効果を調べた。軟弱地盤クリープモデルと呼ばれる構成モデルを用いて,室内試験から得られた土壌パラメータに基づいた土壌挙動について述べた。単一杭の挙動を,杭打設後の締め固め過程の有無に対して,最初に検討し,杭打設効果を評価した。次に,4本杭からなる群杭を,締固め過程を用いて解析し,3つのシミュレーション法の適用性を検証した。計算結果を対応する実験結果と比較した。3つの手法を用いた計算結果は,初期剛性と杭軸抵抗について,実験結果と良く一致した。測定結果と計算結果の両者は,杭施工による地盤締固めが杭支持力,特に杭軸抵抗を著しく増加させることを示した。したがって,杭のセットアップ効果は,3つの提案された手法によって合理的にシミュレートできる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *飽和土 ,  地盤 ,  *粘土 ,  単杭 ,  群杭 ,  *数値解析 ,  有限要素法 ,  三次元 ,  *杭工事 ,  クリープ
準シソーラス用語： 杭打設 ,  三次元有限要素法 ,  三次元有限要素法解析 ,  粘土地盤

著者キーワード (6件)： ジャックインパイル ,  杭抵抗 ,  飽和粘土 ,  圧密 ,  有限要素解析 ,  モデル実験

分類 (2件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 飽和 ,  粘土地盤 ,  ジャッキ ,  単杭 ,  群杭 ,  挙動解析