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J-GLOBAL ID:202202285866681713   整理番号:22A1118485

新規携帯型低体温心臓保存装置は摘出ブタ心臓を用いた心臓の生存能と機能を延長する【JST・京大機械翻訳】

Novel Portable Hypothermic Cardiac Preservation Device Extends Cardiac Viability and Function Beyond the Standard of Care Using Isolated Porcine Hearts
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号: 4 S  ページ: S97  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3128A  ISSN: 1053-2498  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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寒冷静的貯蔵(CSS)の標準は,心臓を4~6時間保存できる時間を制限する。機械潅流保存は臓器生存率を改善することが示されている。しかしながら,現在の機械潅流技術は複雑で,血液または血液製品の使用を必要とする。本研究の目的は,分離心臓ブタモデルを用いて,異なる潅流時間で4時間,CSSと比較して心臓生存率と機能を保存する携帯型低体温酸素化と無細胞潅流機械装置の有効性を試験することであった。分離したブタ心臓(N=17)を麻酔下で回収し,心臓麻痺投与により心停止を誘導した。実験的な心臓は,4時間(n=3),8時間(n=4)および24時間(n=3)の間,48°Cで無細胞灌流液を有する新規心臓保存装置を用いて灌流した。さらに,3つの心臓を2時間潅流し,灌流なしで4時間(拡張モード)で48°Cで潅流液の内側に保ち,手術不能条件の有効性を測定した。対照(n=4)は,4時間CSSに保たれた心臓であった。血流,圧力,温度,および血液ガス測定を潅流心臓から採取した。保存後,心臓を,+/-dP/dTと最大圧力で測定した機能的回復のために,ランゲンドルフに設置した。生検標本は,組織学的および遺伝子発現分析のための保存方法の終わりおよび終了時に採取した。対照心臓重量増加(%)は-3.4±4.9であり,灌流心臓は1.52±7.6であった。静脈および動脈乳酸濃度は,すべての実験にわたって2.5mmol/L未満であった。4時間,8時間,および拡張モードでの潅流心臓は,+dP/dTおよびピーク圧によって実証されたCSSより収縮性(p<0.05)を有意に増加させた。遺伝子発現は,対照心臓と比較して,潅流心臓における炎症(IL-6,IL-8,TNFα)および細胞死マーカー(p53,cTnI)の有意な減少(p<0.005)を示した。さらに,組織学的評価はCSS心臓におけるより大きな心筋損傷を確認した。この新規心臓保存装置はCSSと比較して心臓生存率と機能を増強する。さらに,潅流の停止の場合,2時間の潅流後,4時間のCSSを可能にした。これらの結果を検証するために動物移植研究を行う。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  心臓 
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