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J-GLOBAL ID:202202285970680991   整理番号:22A1054537

心血管疾患患者における炎症マーカーの血漿/血清レベルに対するスタチンの効果;無作為臨床試験の系統的レビューとメタ分析【JST・京大機械翻訳】

Effect of statins on the plasma/serum levels of inflammatory markers in patients with cardiovascular disease; a systematic review and meta-analysis of randomized clinical trials
著者 (14件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 369-383  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0656A  ISSN: 0925-4692  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:スタチンの抗炎症特性はいくつかの研究で示唆されている。しかし,臨床試験は,高感度C反応性蛋白質以外の炎症マーカーのレベルに対するスタチンの効果に関する不一致所見を報告している。したがって,ランダム化臨床試験の系統的レビューとメタ分析を行い,心血管疾患(CVD)患者におけるTNF-α,MCP-1,VCAM1,およびIL-6の血清レベルに及ぼすスタチンの効果を明らかにした。方法:適格な研究を見つけるため,主なデータベースの系統的文献検索を7月2021日まで実施した。効果サイズの計算は標準化平均差(SMD)と95%信頼区間(CI)により行った。結果:プール分析は,スタチンがTNF-α濃度を有意に低下させることを明らかにした(SMD=-0.99pg/mL;95%CI-1.43から-0.55pg/mL;P<0.001)。用量に関しては,高強度(SMD=-0.65pg/mL;95%CI-1.19~-0.10,P=0.02)と中/低(SMD=-1.16pg/mL;95%CI-1.84~-0.47,P=0.001)強度スタチンはTNF-αレベルを有意に減少させた。<10週の治療期間における中等度/低強度のスタチン投与は,TNF-αの血清レベルを減少させた(SMD=-0.91pg/mL;95%CI-1.38から-0.44,P<0.001)。高強度用量の親油性スタチンはTNF-αレベルを有意に低下させた(SMD=-0.73pg/mL;95%CI-1.43~-0.03,P=0.04)。スタチンは,CVD患者におけるMCP-1,VCAM1およびIL-6の血清レベルを変化させなかった。結論:分析は,スタチンがCVD患者におけるTNF-αの血清レベル低下に有益な効果を有することを示した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Switzerland AG 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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循環系疾患の薬物療法  ,  循環系の臨床医学一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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