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J-GLOBAL ID：202202285991064037   整理番号：22A0498813

ランダムコードステレオグラムに対するEEG応答により示される両耳キューの皮質処理【JST・京大機械翻訳】

Cortical Processing of Binaural Cues as Shown by EEG Responses to Random-Chord Stereograms

著者 (2件)： Pontynen Henri (Aalto Acoustics Lab, Department of Signal Processing and Acoustics, School of Electrical Engineering, Aalto University, Espoo, Finland) ,  Salminen Nelli (Aalto Acoustics Lab, Department of Signal Processing and Acoustics, School of Electrical Engineering, Aalto University, Espoo, Finland)
資料名： Journal of the Association for Research in Otolaryngology  (Journal of the Association for Research in Otolaryngology)
巻： 23  号： 1  ページ： 75-94  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1830A  ISSN： 1525-3961  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空間聴力は,環境における音源の正確な精神表現への複雑な音景の知覚組織を促進する。しかし,聴覚情景分析(ASA)における二耳の手がかりの役割は,新規,分光-時間的に複雑な刺激を用いた最近の神経科学的研究において,比較的ほとんど注目されていない。これは,十分な分光-時間複雑性のバイノーラルに誘導したグループ化手がかりを提供する刺激パラダイムが,神経科学的ASA実験のためにまだ確立していないためである。ランダム固定ステレオグラム(RCS)は,耳間コヒーレント微細構造を持つ雑音様音の耳間エンベロープ相関における分光時間変化を利用する聴覚刺激のクラスである。彼らは,バイノーラル聴取の下でのみ現れる顕著な聴覚パーセプトを引き起こす。ここでの目的は,ヒト脳におけるバイノーラル処理に対するRCSパラダイムの有用性を評価することであった。この目的のために,12名の正常聴力被験者からのRCS刺激に対するEEG応答を記録した。刺激は,耳間非相関エンベロープを有する初期3s雑音セグメントから成り,続いて,エンベロープ相関をRCSパラダイムに従って周期的に変調した。変調を,全刺激帯域幅(広帯域刺激)または時間シフト周波数帯(リップル刺激)のいずれかに適用した。EEG応答の事象関連電位および心房間相コヒーレンス解析は,3または5Hz広帯域変調の導入が,RCS変調に対して顕著な変化開始複合体および進行中の同期応答を生成することを示した。対照的に,リップル刺激は変化開始応答を誘発したが,進行中のRCS変調に対する応答は誘発しなかった。周波数領域解析は,基本周波数におけるスペクトルパワーの増加と広帯域RCS変調の最初の高調波を明らかにした。RCS刺激は,バイノーラル駆動聴覚再構成の頑健なEEG測定をもたらし,ASA実験での二耳効果の分離に適した柔軟な刺激パラダイムを提供する可能性がある。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コヒーレンス ,  雑音 ,  *聴覚 ,  音響 ,  聴力 ,  音源 ,  ヒト ,  スペクトル ,  複合体 ,  神経科学 ,  エンベロープ ,  広帯域 ,  周波数帯
準シソーラス用語： 被験者 ,  正常聴力 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 脳波検査 ,  ランダムコードステレオグラム ,  耳間エンベロープ相関 ,  両耳聴 ,  聴覚情景解析

分類 (1件)： 聴覚  (EJ13030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： EEG ,  応答 ,  耳 ,  キュー ,  皮質