文献

J-GLOBAL ID：202202286213758553   整理番号：22A0322062

3つの森林林分の表土および下層土からのバルクおよび根圏土壌間の有機物特性および微生物活性の差異【JST・京大機械翻訳】

Differences in organic matter properties and microbial activity between bulk and rhizosphere soil from the top- and subsoils of three forest stands

著者 (7件)： Herre Michael (Ruhr-University Bochum, Institute of Geography, Department of Soil Science and Soil Ecology, Bochum, Germany) ,  Heitkotter Julian (Ruhr-University Bochum, Institute of Geography, Department of Soil Science and Soil Ecology, Bochum, Germany) ,  Heinze Stefanie (Ruhr-University Bochum, Institute of Geography, Department of Soil Science and Soil Ecology, Bochum, Germany) ,  Rethemeyer Janet (University of Cologne, Institute of Geology and Mineralogy, Organic Geochemistry & Radiocarbon, Cologne, Germany) ,  Preusser Sebastian (University of Hohenheim, Institute of Soil Science and Land Evaluation, Soil Biology, Stuttgart, Germany) ,  Kandeler Ellen (University of Hohenheim, Institute of Soil Science and Land Evaluation, Soil Biology, Stuttgart, Germany) ,  Marschner Bernd (Ruhr-University Bochum, Institute of Geography, Department of Soil Science and Soil Ecology, Bochum, Germany)
資料名： Geoderma  (Geoderma)
巻： 409  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0256B  ISSN： 0016-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 下層土における土壌有機炭素(SOC)の分布は表土より非常に不均一である。これは,主に微生物活性のホットスポットを生成する根圏沈着に由来する新鮮な基質と栄養素のより局在化した入力によってもたらされた。より深い土壌層への基質の重要な入力経路としての根圏土壌の役割を解明するために,根圏土壌と周囲のバルク表土ならびに下層土における有機物分布と微生物分解の違いを調べた。さらに,著者らは,同じ気候地域内で同様に熟成したブナ林で覆われた,ple新世砂,トリシック砂岩および黄土で発達した土壌を分析することによって,SOC動力学に対する異なる親物質の影響を考察した。基本的な土壌パラメータの他に,基礎呼吸,微生物バイオマス(C_mic)および14C含有量を測定した。さらに,C-,N-およびP-循環に関与する細胞外酵素を分析した。微生物群集における差異を,分類群特異的リアルタイムqPCR法を用いて調べた。結果は,調査したサンプルサイトにおける上部と下層土におけるバルクと根圏の間の微生物群集構成の有意差を明らかにした。平均SOC含有量は,上部と下層土の両方で根圏土壌で,それぞれ322%と475%高かった。根圏の微生物バイオマス(C_mic)は,表土で80%以上高く,それぞれのバルク土壌に比べて下層土(SOC正規化)で平均200%高かった。全試料のqPCR結果は,それぞれのバルク試料と比較して根圏においてより高い多様性と豊度を示し,土壌深度の増加とともに群集組成におけるシフトを示した。異なる栄養サイクルに関与する分析した細胞外酵素の全活性は,バルクと根圏土壌間で有意に異なり,根圏下層土における微生物群集が,不十分なアベイラビリティの下でも基質を効果的に利用できることを明らかにした。更新世砂と黄土サイトとK_2SO_4抽出可能CにおけるSOC正規化基底呼吸は,根圏におけるより若い14Cを有するより深い土壌層においてより不安定なCを示す表土と比較して下層土において高かった。これらの結果は,調査した森林サイトでの根圏が微生物活動のホットスポットであり,これらのホットスポットの関連性がCターンオーバーに重要である下層土でより顕著であることを示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *表土 ,  栄養素 ,  酵素活性度 ,  *根圏 ,  アベイラビリティ ,  微生物分解 ,  *有機物 ,  ターンオーバー ,  ミクロフローラ ,  バイオマス ,  *下層土 ,  ホットスポット ,  *林分
準シソーラス用語： 微生物バイオマス ,  *根圏土壌 ,  微生物コンソーシアム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 下層土 ,  根圏 ,  微生物群集組成 ,  土壌有機炭素 ,  酵素活性 ,  放射性炭素

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (9件)： 森林 ,  林分 ,  表土 ,  下層土 ,  バルク ,  根圏土壌 ,  有機物 ,  微生物活性 ,  差異