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J-GLOBAL ID:202202286291672025   整理番号:22A0730282

SARS-CoV-2組換蛋白質により誘導されたACE2インターナリゼーションはアンギオテンシンIIタイプ1とブラジキニン2受容体により調節される【JST・京大機械翻訳】

ACE2 internalization induced by a SARS-CoV-2 recombinant protein is modulated by angiotensin II type 1 and bradykinin 2 receptors
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巻: 293  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アンギオテンシン変換酵素2(ACE2)は,重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の膜受容体として最近同定されたレニン-アンギオテンシン系(RAS)の重要な調節因子である。ここでは,RAS,アンギオテンシン受容体1型(AT1R)およびブラジキニン2受容体(B2R)からの2種類の受容体が,SARS-CoV-2スパイク蛋白質の組換え受容体結合ドメイン(RBD)により誘導されるACE2インターナリゼーションを調節するかを検討した。また,AT1RおよびB2R機能性に及ぼすACE2共発現の影響を調べた。ACE2インターナリゼーションを検討するため,GFP標識ACE2とAT1RまたはB2RまたはAT1R+B2Rを共発現したHEK293T細胞における緑色蛍光蛋白質(GFP)シグナルの分布を,RBD単独またはAT1RまたはB2Rリガンドと組み合わせた。ACE2インターナリゼーションを推定するために,GFPシグナル分布を細胞膜均一GFP(PMU-GFP),細胞膜クラスター化GFP(PMC-GFP)またはインターナリゼーションGFPとして分類し,その相対頻度を計算した。さらに,パッチクランプ法により電位依存性カルシウムチャンネル(Ca_V2.2)電流に対するAT1RおよびB2R阻害作用に及ぼすACE2共発現の影響を調べた。RBDは時間依存的にACE2-GFPインターナリゼーションを誘導した。RBD誘導ACE2-GFPインターナリゼーションはアンギオテンシンIIにより増加し,AT1R共発現細胞においてテルミサルタンにより低下した。RBD誘導ACE2-GFPインターナリゼーションはB2R共発現により強く阻害された。この効果はブラジキニンにより軽度に修飾され,AT1Rの存在下でアンギオテンシンIIによりレスキューされた。ACE2共発現はCa_V2.2電流のB2R及びAT1R仲介阻害に影響した。本研究は,SARS-CoV-2感染に対する感受性およびCOVID-19の重症度におけるRASモジュレータの役割を理解するのに寄与する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  循環系の基礎医学 

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