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J-GLOBAL ID:202202286378353821   整理番号:22A1179580

β-グルコシダーゼを発現する組換Angel-及びW303-1A由来酵母のセロビオース利用における変性蛋白質応答の比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of the Unfolded Protein Response in Cellobiose Utilization of Recombinant Angel- and W303-1A-Derived Yeast Expressing β-Glucosidase
著者 (15件):
資料名:
巻: 10  ページ: 837720  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7059A  ISSN: 2296-4185  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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変性蛋白質応答(UPR)は,細胞における最も重要な蛋白質品質管理機構の1つである。少なくとも,3つの因子が発酵中の酵母細胞におけるUPRを活性化すると予測される。レポーターとしてUPRE-lacZを用いて,Angel由来K-a及びW303-1A株に基づく2つの指標株KZ及びWZを構築し,ツニカマイシン,エタノール及び酢酸に対するUPR応答を調べた。次に,プラスミドBG-cwp2とBGを有する4つの菌株を,それぞれβ-グルコシダーゼの表示と分泌を実現するために得た。セロビオース利用アッセイの結果は,UPRと菌株源,固定部分,酸素供給,およびセロビオース濃度の間の代謝負荷の間の相互作用を示した。一方,予想されたように,成長(OD_600),β-グルコシダーゼ,およびβ-ガラクトシダーゼ活性は正の相互関係を持ち,KZ由来株の値はWZ由来株のものよりはるかに低かった。さらに,分泌の表示による余分な代謝負荷は,菌株WZよりもKZ株でより深刻であった。酸素制限10%セロビオース発酵における4株(KZ(BG-cwp2),KZ(BG),WZ(BG-cwp2)およびWZ(BG))の最大エタノール力価は,それぞれ3.173,5.307,5.495および5.486%(v/v)であり,酢酸力価は0.038~0.060%(v/v)であった。対照のそれに対するβ-ガラクトシダーゼ活性の対応する最大値は,それぞれ3.30,5.29,6.45および8.72であった。2%セロビオースの好気性条件下で,それらの値は,それぞれ3.79,4.97,6.99,および7.67であった。その結果,β-グルコシダーゼ発現はUPRを誘導し,エタノールと酢酸の効果は生産された力価に依存した。さらなる研究は,エタノールまたは酸特異的標的遺伝子発現の同定に必要である。まとめると,著者らの結果は,宿主株W303-1Aがより良い分泌蛋白質生産者であり,セルロース性エタノール発酵のための菌株K-aを修飾する最初のステップがUPR能力のボトルネックを緩和するであろうことを示した。本研究の結果は,UPR誘導を定量化することにより,候補宿主株を同定し,発現および発酵を最適化するのに役立つであろう。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  微生物酵素の生産 
引用文献 (30件):
  • AmbergD. C., HuoK. K. (2009). Experimental Guidelines on Yeast Genetic Methods. 2nd edition. Beijing: Science Press.
  • BaoJ., HuangM., PetranovicD., NielsenJ. (2017). Moderate Expression of SEC16 Increases Protein Secretion by Saccharomyces C. Appl. Environ. Microbiol. 83, e03400-16. doi: 10.1128/AEM.03400-16
  • BhatiaY., MishraS., BisariaV. S. (2002). Microbial β-Glucosidases: Cloning, Properties, and Applications. Crit. Rev. Biotechnol. 22, 375-407. doi: 10.1080/07388550290789568
  • BrandtB. A., JansenT., VolschenkH., GörgensJ. F., Van ZylW. H., Den HaanR. (2021). Stress Modulation as a Means to Improve Yeasts for Lignocellulose Bioconversion. Appl. Microbiol. Biotechnol. 105, 4899-4918. doi: 10.1007/s00253-021-11383-y
  • CedrasG., KroukampH., Van ZylW. H., Den HaanR. (2019). The In Vivo Detection and Measurement of the Unfolded Protein Response in Recombinant Cellulase Producing Saccharomyces Cerevisiae Strains. Biotechnol. Appl. Biochem. 67, 82-94. doi: 10.1002/bab.1819
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