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J-GLOBAL ID：202202286398301125   整理番号：22A0388940

無限長強磁性ナノワイヤにおける磁壁抵抗によるスピン移動トルクバイアス(STTB)【JST・京大機械翻訳】

Spin transfer torque bias (STTB) due to domain wall resistance in an infinitely long ferromagnetic nanowire

著者 (2件)： Jana Apu Kumar (Magnetic Materials and Device Physics Laboratory, Department of Physics, Indian Institute of Technology Hyderabad, Hyderabad 502 284, India) ,  Jammalamadaka S Narayana (Magnetic Materials and Device Physics Laboratory, Department of Physics, Indian Institute of Technology Hyderabad, Hyderabad 502 284, India)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 33  号： 10  ページ： 105707 (9pp)  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AFM層のNeel温度を通して冷却するときの強磁性(FM)/反強磁性(AFM)系の磁場軸に沿った磁化ループのシフトは,交換異方性または交換バイアスと呼ばれる。ここでは,マイクロマグネティックシミュレーションを用いて,スピン移動トルク(STT)機構が,AFM層を持たない無限長FMナノワイヤに対する磁区壁(DW)抵抗を通して,磁場軸に沿って磁化ループのシフトを実現するのに実際に役立ち,スピン移動トルクバイアス(STTB)と呼ぶことを示した。本質的には,スピン偏極電流とZeeman磁場の間の角度を0°から180°まで変えることにより,STTBは正と負の磁場軸の両方に実現され,その起源はDWの螺旋運動に起因する。しかし,分域のコヒーレント回転のため90°でSTTBは見られなかった。また,STTBは磁気異方性,電流密度,分極強度および非断熱STT項の関数であることも確認した。Fe_2CoSi,Ni_80Fe_20およびFeのような異なるFM系に対するSTTBの変化は,DW幅の変化に起因した。現在の結果がスピントロニクスの分野で新しい次元をもたらすと信じる。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *強磁性 ,  コヒーレンス ,  磁化 ,  磁場 ,  磁気異方性 ,  *磁壁 ,  電流 ,  反強磁性 ,  分域 ,  鉄 ,  スピン分極 ,  スピントロニクス ,  *ナノワイヤ
準シソーラス用語： 交換バイアス ,  *スピントルク , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 無限 ,  強磁性 ,  ナノワイヤ ,  磁壁 ,  スピン移動トルク