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J-GLOBAL ID：202202286464237212   整理番号：22A0625900

インゲンマメ(Phaseolus vulgaris L.)の非極性代謝物は,ラットのストレプトゾトシン誘導糖尿病における間葉系幹細胞の抗糖尿病活性を増強する【JST・京大機械翻訳】

Non-polar metabolites of green beans (Phaseolus vulgaris L.) potentiate the antidiabetic activity of mesenchymal stem cells in streptozotocin-induced diabetes in rats

著者 (7件)： Ezzat Shahira M. (Department of Pharmacognosy, Faculty of Pharmacy, Cairo University, Cairo, Egypt) ,  Ezzat Shahira M. (Department of Pharmacognosy, Faculty of Pharmacy, October University for Modern Sciences and Arts (MSA), Giza, Egypt) ,  Abdel Rahman Mohamed F. (Department of Biology and Biochemistry, School of Life and Medical Sciences, University of Hertfordshire Hosted by Global Academic Foundation, Cairo, Egypt) ,  Salama Maha M. (Department of Pharmacognosy, Faculty of Pharmacy, Cairo University, Cairo, Egypt) ,  Salama Maha M. (Department of Pharmacognosy, Faculty of Pharmacy, The British University in Egypt, Cairo, Egypt) ,  Mahrous Engy A. (Department of Pharmacognosy, Faculty of Pharmacy, Cairo University, Cairo, Egypt) ,  El Bariary Amany (Department of Pharmacology, Faculty of Pharmacy, October University for Modern Sciences and Arts (MSA), Giza, Egypt)
資料名： Journal of Food Biochemistry  (Journal of Food Biochemistry)
巻： 46  号： 2  ページ： e14083  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0773A  ISSN： 0145-8884  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インゲンマメ(Phaseolus vulgaris L.)は豆莢または成熟種子(インゲンマメ)として消費される。ポッドを95%エタノールで抽出し,非極性および極性画分を調製するために処理した。両画分の抗高血糖活性を比較すると,非極性画分(NPF,200mg/kg/日)は,同じ用量の極性分画の57%と比較して,ストレプトゾトシン糖尿病ラットの血糖を65%減少させた。NPF処置を間葉系幹細胞(MSC)の注射と組み合わせたとき,血清インシュリンの4.4倍増加と血糖の73.6%の減少を,未処理の対照と比較して観察した。さらに,糖尿病動物と比較して,この組合せで処理した群では,マロンジアルデヒド(76.2%),一酸化窒素(68.2%),コレステロール(76.1%)およびトリグリセリド(69.5%)の有意な減少およびHDL濃度の1.75倍の増加が観察された。興味深いことに,NPFは,抗糖尿病活性を亢進する膵臓におけるMSCのホーミングを増加させた。最後に,26の化合物をLC/MS分析を用いてNPFで同定し,4つは純粋形態で分離した。単離した化合物,即ち,カロトロポロセリルアセタート,フリドリン,カロトロポロセリルAおよびスチグマステロールは,それぞれ,1.93,1.07,1.34および1.44~1μg/mlのIC_50で,膵臓リパーゼに対して良好な阻害活性を示した。さらに,これらの化合物はα-アミラーゼを阻害し,濃度が高いにもかかわらず,カロトロポラセリルアセタート,フリドリン,カルロトロポセリルA,スチグマステロールのIC_50はそれぞれ248,212,254,155μg/mlであった。著者らの結果は,グリーン豆抽出物が,膵臓組織におけるMSCホーミングを増加させることにより,それ自身の抗糖尿病作用により,糖尿病におけるMSCの効果を直接的に増強できることを示唆する。PRACTICAL APPLICATIONS:グリーン豆は糖尿病における高血糖,酸化バランスを改善することができ,グリーン豆は糖尿病患者の健康な栄養素として促進可能であることが示唆された。グリーン豆はまた,I型糖尿病の将来の幹細胞治療のために,膵臓における間充織幹細胞のホーミングと分化を強化することができる。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化 ,  *インゲンマメ ,  インスリン ,  栄養素 ,  血清 ,  血糖 ,  *血糖降下作用 ,  *代謝産物 ,  *糖尿病 ,  *ラット ,  α-アミラーゼ ,  LC-MS分析 ,  病態モデル ,  ジエン ,  植物ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： ストレプトゾトシン糖尿病 ,  抽出物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： カロトロポセリルA ,  糖尿病 ,  フリーデリン ,  緑豆 ,  間葉系幹細胞

分類 (4件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (1件)： スチグマステロール

タイトルに関連する用語 (11件)： インゲンマメ ,  Phaseolus ,  非極性 ,  代謝物 ,  ラット ,  ストレプトゾトシン ,  誘導 ,  糖尿病 ,  間葉系幹細胞 ,  抗糖尿病活性 ,  増強