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J-GLOBAL ID:202202286499466061   整理番号:22A0104697

一水素化モリブデンにおける光学振動の周波数の同位体依存性【JST・京大機械翻訳】

Isotopic dependence of the frequency of optical vibrations in molybdenum monohydride
著者 (11件):
資料名:
巻: 893  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現在,3つの水素化物-PdH_x,MoH_x,およびTiH_xは超伝導において逆同位体効果を示すことが知られている。すなわち,重い水素同位体,重水素を有する相は,より高い臨界温度を有する。パラジウムの水素化物および重水素化物は,実験的および理論的に共に研究されてきたが,同位体効果の起源は確実性で確立されていない。一般に受け入れられる説明は,その効果が,光水素振動の強い非調和性によるもので,これは,基本光学周波数ω_H/ω_D=1.51の高調波値2≒1.41からの大きな偏差の原因であると考えられる。本論文では,MoH_1.1(1)とMoD_1.07(3)の粉末試料を,いくつかのギガパスカルの水素/重水素圧力下で合成し,大気圧とT=10Kで非弾性中性子散乱(INS)によって研究した。INS研究は,MoH_1.1におけるH原子の光学的振動とMoD_1.07におけるD原子が調和的であり,基本光学周波数ω_H/ω_D=1.44の比が調和値2≒1.41に近いことを示した。これは,非調和性が逆同位体効果の存在のための必要条件ではないことを示す。MoD_1.07試料を大気圧とT=100Kで中性子回折(ND)によってさらに研究した。MoH_1.2に対する以前のND結果と一致して,MoD_1.07のND研究は,重水素原子が六方晶最密充填金属格子においてほぼすべての八面体格子間サイトを占め,MoDに近い組成を有するNiAs型結晶構造を形成することを示した。重水素化物の化学量論組成MoD_1.07は,四面体の格子間原子を部分的に占有する重水素原子の小さな分率D/Mo~0.07から生じているようである。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の金属組織学  ,  金属の結晶構造 
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