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J-GLOBAL ID：202202286598749158   整理番号：22A0735788

ファルネシル化と脂質不飽和化はG蛋白質受容体キナーゼ1のC末端セグメントの膜結合に重要である【JST・京大機械翻訳】

Farnesylation and lipid unsaturation are critical for the membrane binding of the C-terminal segment of G-Protein Receptor Kinase 1

著者 (3件)： Millette Marc-Antoine (CUO-Recherche, Centre de recherche du CHU de Quebec and Departement d’ophtalmologie, Faculte de medecine, and Regroupement strategique PROTEO, Universite Laval, Quebec, Quebec, Canada) ,  Roy Sarah (CUO-Recherche, Centre de recherche du CHU de Quebec and Departement d’ophtalmologie, Faculte de medecine, and Regroupement strategique PROTEO, Universite Laval, Quebec, Quebec, Canada) ,  Salesse Christian (CUO-Recherche, Centre de recherche du CHU de Quebec and Departement d’ophtalmologie, Faculte de medecine, and Regroupement strategique PROTEO, Universite Laval, Quebec, Quebec, Canada)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 211  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの蛋白質は,ミリストイル化,パルミトイル化およびプレニル化のような異なるタイプの脂質の共有結合付加により修飾される。脂質化は蛋白質の膜会合を促進することが期待される。視覚光形質導入は多くの脂質修飾蛋白質を含む。ロッド光受容体,ロドプシンのG-プロテイン結合受容体は,G-プロテイン結合受容体キナーゼ1(GRK1)により不活性化される。GRK1のC末端はファルネシル化され,その切断は酵素活性の非常に高い減少をもたらし,その膜局在性の喪失のためと思われる。GRK1の膜結合およびほとんどのプレニル化蛋白質に関する情報はほとんどない。GRK1の非ファルネシル化及びファルネシル化C末端セグメントの膜結合の測定を,ロッド外側セグメントディスク膜で見出された脂質を用いて行なった。それらのランダムコイル二次構造を円偏光二色性と赤外分光法を用いて決定した。GRK1の非ファルネシル化C末端セグメントは,表面活性を持たない。対照的に,GRK1のファルネシル化C末端セグメントは,少なくとも1つの不飽和脂肪アシル鎖を有する脂質単層に特に強い結合を示した。飽和リン脂質の単分子層の存在下では結合は認められず,液体秩序化状態における脂質に対するファルネシル化Ras蛋白質の低親和性と一致した。まとめると,これらのデータは,GRK1のC末端セグメントのファルネシル基が,その膜結合に必須であり,それは特定の脂質または脂質混合物によって有利であることを示す。この情報は,他のプレニル化蛋白質の膜結合の理解にも有用である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 円偏光二色性 ,  単分子層 ,  酵素活性度 ,  *脂質 ,  リン脂質 ,  ロドプシン ,  *細胞結合 ,  二次構造 ,  *末端基 ,  親和性 ,  共有結合 ,  パルミトイル化 ,  ミリストイル化 ,  プレニル化
準シソーラス用語： *ファルネシル化 ,  *C末端 ,  *膜結合 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： G蛋白質共役受容体キナーゼ ,  GRK1 ,  ファルネシル ,  最大挿入圧力 ,  Langmuir単分子層 ,  二次構造

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (8件)： ファルネシル化 ,  脂質 ,  不飽和化 ,  G蛋白質 ,  受容体キナーゼ ,  C末端 ,  セグメント ,  膜結合