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J-GLOBAL ID:202202286622393299   整理番号:22A0626065

カフェイン由来Pt(II)およびPd(II)錯体の生物活性の評価【JST・京大機械翻訳】

Assessment of biological activity of the caffeine-derived Pt (II) and Pd (II) complexes
著者 (12件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: e6532  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0416A  ISSN: 0268-2605  CODEN: AOCHEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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[Pd(カフェイン)_2Cl_2]と[Pt(カフェイン)_2Cl_2](カフェイン=1,3,7-トリメチルキサンチン)錯体と9-メチルグアニン(9-MetGua)およびグアノシン-5′-モノホスファート(5′-GMP))の置換反応を分光光度的に研究した。50mMのNaClを添加した37°CとpH=7.2(25mMのHepes緩衝液)での擬一次条件下で速度論的測定を行った。すべての反応を,反応生成物として[M(カフェイン)_2(Nu)_2](M=Pd(II)またはPt(II)およびNu=5′-GMPまたは9-MetGua)を与える2つの反応段階で行った。反応機構も核磁気共鳴(NMR)分光法と密度汎関数理論(DFT)計算によって確認した。速度論的データは,類似体白金錯体と比較して[Pd(カフェイン)_2Cl_2]錯体の非常に高い反応性を明らかにし,一方,9-MetGuaは5′-GMPより速く反応した。[Pd(カフェイン)_2Cl_2]と[Pt(カフェイン)_2Cl_2]錯体の仔ウシ胸腺-DNA(CT-DNA)とヒト血清アルブミン(HSA)との相互作用も調べた。臭化エチジウム(EB)とHoechst色素33258(Hoe)の存在下でDNAとの競合研究を行った。錯体は,インターカレーションによるよりも小さな溝を介してDNAと相互作用する。結合定数の高い値はHSA(104M-1)に対する錯体の良好な結合親和性を示した。さらに,DNAとHSAとの[Pt(カフェイン)_2Cl_2]錯体間の結合研究の実験結果を分子ドッキング研究で比較した。[Pd(カフェイン)_2Cl_2]および[Pt(カフェイン)_2Cl_2]錯体の細胞毒性を,マウス乳癌(4T1)および結腸癌(CT26)ならびにヒト乳癌(MDA-MB-468)および結腸癌(HCT-116)細胞株に対して試験した。結果は,[Pt(カフェイン)_2Cl_2]錯体が2μMより高い濃度で[Pd(カフェイン)_2Cl_2]と比較してより高い細胞毒性能力を持つことを示した。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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