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J-GLOBAL ID：202202286666819158   整理番号：22A0327157

炭酸塩マトリックス酸性化におけるワームホール形成と成長のフェーズフィールドモデリング【JST・京大機械翻訳】

Phase-field modeling of wormhole formation and growth in carbonate matrix acidizing

著者 (4件)： Furui K. (Waseda University, Japan) ,  Abe T. (Waseda University, Japan) ,  Watanabe T. (Waseda University, Japan) ,  Yoshioka K. (Helmholtz Centre for Environmental Research-UFZ, Germany)
資料名： Journal of Petroleum Science and Engineering  (Journal of Petroleum Science and Engineering)
巻： 209  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0412A  ISSN： 0920-4105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地質形成における酸性流体流は鉱物溶解をもたらし,ある環境下では,ワームホールとして知られる樹枝状パターンを形成する局所化溶解に至る。導管と洞窟のこのようなパターンはカルスト帯水層でしばしば観察され,酸性注入による石油とガス井の刺激で意図的に操作される。2種類の不安定性がワームホールを引き起こすと考えられる。一つは岩石の不均一特性である。もう一つは,反応浸透または粘性フィンガリングのようなプロセス自体である。それぞれを適切に評価するために,他方から1つを分離する必要がある。ほとんどの数値研究は,ワームホール,DaccordおよびLemorand(1987a)を誘導するためにランダムにシードした材料不均一性に依存するが,均一なプラスタへの水注入でさえワームホールを形成できることを示した。ここでは,均一材料における反応-浸透によって駆動されるプロセス不安定性に焦点を当てた。連続方式で鋭い界面を拡散するフェーズフィールド法を適用し,溶解トポロジーにおけるエネルギー消費を説明することによりランダムシードなしでワームホールをシミュレートできることを示した。一次元シミュレーションにおける鋭い界面対応物に対するモデルを検証した。次に,放射状流条件下で炭酸塩岩の酸注入実験に対するワームホール形成と成長パターンを定量的に検証するために二次元シミュレーションを行った。著者らのシミュレーション結果は,注入酸が低注入速度で酸侵入点近くで急速に消費され,一方,生酸は,高い速度の下で溶解空洞の先端で利用可能になり,従って,ワームホールは成長し始め,結果として,はるかに速い酸破過をもたらすことを示す。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 位相幾何学 ,  界面 ,  シミュレーション ,  浸透 ,  溶解 ,  石油 ,  流体流 ,  管路 ,  *モデリング ,  *炭酸塩 ,  二次元 ,  一次元 ,  プラスタ ,  地質 ,  *ワームホール

著者キーワード (4件)： フェーズフィールド法 ,  炭酸塩マトリックス酸性化 ,  ワームホール ,  鉱物の溶解

分類 (1件)： 油層工学  (UA10030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭酸塩 ,  マトリックス ,  酸性化 ,  ワームホール ,  成長