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J-GLOBAL ID：202202286907662888   整理番号：22A0881548

SNSにおける情報の真偽に着目した拡散抑制に関する一考察

A study of suppressing the information diffusion by focusing on authenticity assessment

著者 (3件)： 若松篤史 (創価大) ,  宮下正明 ,  篠宮紀彦
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 357(CQ2021 76-99)  ページ： 76-81 (WEB ONLY)  発行年： 2022年01月20日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年普及したSNSに関して,高い宣伝効果やコミュニティの活性化などの利点が挙げられる一方で,虚偽の情報の拡散が社会的に問題となっている.そのため,拡散を抑制するモデルの構築が求められている.これまでに,真の情報を拡散させることにより虚偽の情報の拡散を抑制するという方法で様々な研究が行われている.SNSでは,情報の真偽以外の要因,特に話題性によって拡散の傾向が大きく変化すると考えられる.そのため,本研究では,情報の属性とそれに対応するユーザーの属性を考慮したモデルを作成する.そして,拡散抑制を最適化問題として定義し,実験を行う.(著者抄録)

シソーラス用語： コミュニティ ,  *情報流通 ,  抑制 ,  信頼度 ,  *ネットワーク構造 ,  通信系モデル ,  グラフ理論 ,  情報ネットワーク ,  *情報サービス ,  最適化問題
準シソーラス用語： *SNS ,  ネットワークモデル ,  情報拡散 ,  真偽

分類 (1件)： 計算機利用技術一般  (JE01000C)

引用文献 (10件)：

• 若松篤史,宮下正明,篠宮紀彦,“情報活性度を用いた情報拡散モデルと複雑ネットワークの統計的性質との関係について,” 信学技報,vol.120,no.429,MSS2020-43,pp.1-4, 2021.
• 宮下正明,笠松大佑,篠宮紀彦,“情報活性度と情報エントロピーを用いたソーシャルネットワークにおける情報拡散モデルの一考察,”信学技報,vol.120,no.157,IT2020-22,pp.25-30,2020.
• 宮下正明,笠松大佑,篠宮紀彦,“ソーシャルネットワークの情報拡散における効用最大化の考察,”信学技報,vol.120,no.429, MSS2020-52,pp.43-46,2021.
• A. Zareie and R. Rizos Sakellariou,“Minimizing the spread of misinformation in online social networks: A survey,” Journal of Network and Computer Applications, 2021.
• S. Bharathi, D. Kempe, and M. Salek,“Competitive Influence Maximization in Social Networks,” Lecture Notes in Computer Science, vol 4858, 2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： SNS ,  真偽 ,  着目 ,  拡散