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J-GLOBAL ID：202202287009407782   整理番号：22A0441072

二重RNAシークエンシングを用いたトランスクリプトーム解析はヨーロッパウナギ(Anguilla anguilla)におけるEdwardsiella anguillarum感染後の病原体-宿主相互作用を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Transcriptomic analysis using dual RNA sequencing revealed a Pathogen-Host interaction after Edwardsiella anguillarum infection in European eel (Anguilla anguilla)

著者 (6件)： Xiao Yiqun (Fisheries College, Jimei University/Engineering Research Center of the Modern Industry Technology for Eel. Ministry of Education of PR China, Xiamen, 361021, China) ,  Wu Liqun (College of Overseas Education, Jimei University, Xiamen, 361021, China) ,  He Le (Fisheries College, Jimei University/Engineering Research Center of the Modern Industry Technology for Eel. Ministry of Education of PR China, Xiamen, 361021, China) ,  Tang Yijun (Department of Chemistry, University of Wisconsin Oshkosh, 800 Algoma Blvd, Oshkosh, WI, USA) ,  Guo Songlin (Fisheries College, Jimei University/Engineering Research Center of the Modern Industry Technology for Eel. Ministry of Education of PR China, Xiamen, 361021, China) ,  Zhai Shaowei (Fisheries College, Jimei University/Engineering Research Center of the Modern Industry Technology for Eel. Ministry of Education of PR China, Xiamen, 361021, China)
資料名： Fish & Shellfish Immunology  (Fish & Shellfish Immunology)
巻： 120  ページ： 745-757  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1617A  ISSN： 1050-4648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの研究が,いくつかの病原体と宿主の間の差次的発現遺伝子(DEG)を研究してきたが,Edwardsiella anguillarum(Ea)とAnguilla anguilla(Aa)の間のDEGの相互作用に焦点を当てた研究はない。本研究では,Ea感染時のDEGの相互作用と二重RNA配列決定によるAa抗感染過程を調べた。in vitroおよびin vivo(Aa肝臓)Ea培養からの全RNAを抽出した。ハイスループットトランスクリプトミクスを用いて,in vitroで培養されたEaとin vivoで培養されたEaと感染群の肝臓でのそれらとの間を,対照群に対して発現した有意なDEGを同定した。病原体と宿主の間の蛋白質-蛋白質相互作用を,HPIDB3.0相互作用転写データベースに従って,サイトスコープを使用して調査した。結果は,感染群の肝臓が重度の出血と肝血管の多数の血栓を呈することを示した。著者らは490の上方制御と398がin vitroで培養されたEaに対するEaのDEGを下方制御し,感染ウナギの肝臓で2177の上方制御と970の下方制御された遺伝子を発見した。病原体DEGの遺伝子オントロジー(GO)および京都エンシクロペディア(KEGG)分析は,アップレギュレートされた遺伝子が,主に移動,コロニー形成,バイオフィルム形成,およびABC輸送およびクオラムセンシングにおいて有意に濃縮されていることを明らかにした。下方制御された遺伝子は,主に代謝,情報伝達,オルガネラ形成,酵素触媒作用,分子輸送,および結合に関与した。ホストDEGのGOは,代謝過程,触媒活性,単一生物代謝過程,小分子結合,ヌクレオチドリン酸結合,およびアニオン結合が著しく濃縮されることを示した。最後に,これらのDEGによりコードされた79のEaおよび148のAa蛋白質は相互作用ネットワークに関与し,いくつかの病原体(DegP,gcvP,infC,carB,rpoC,trpD,sthA,およびFhuB)および宿主蛋白質(MANBA,STAT1,ETS2,ZEP1,TKT1,NMIおよびRBPMS)は感染において重要な役割を果たすようである。このように,相互作用ネットワークの決定は,病原性感染および宿主抗感染の過程の基礎となる重要な分子機構を明らかにした。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *相互作用 ,  データベース ,  ネットワーク ,  *RNA【核酸】 ,  遺伝子 ,  タンパク質 ,  ヌクレオチド ,  *病原体 ,  小分子 ,  ダウンレギュレーション ,  アップレギュレーション ,  in vitro実験 ,  *ウナギ属
準シソーラス用語： クオラムセンシング ,  差次的遺伝子発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 二重RNA配列決定 ,  病原体-宿主 ,  Edwardsiella anguillarum ,  Anguilla Anguilla ,  差次的発現遺伝子 ,  病理学的変化

分類 (3件)： 感染免疫  (ED03030P) ,  免疫反応一般  (ED03010T) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

タイトルに関連する用語 (9件)： RNAシークエンシング ,  トランスクリプトーム解析 ,  ヨーロッパウナギ ,  Anguilla ,  Edwardsiella ,  感染 ,  病原体 ,  宿主 ,  相互作用