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J-GLOBAL ID：202202287561730584   整理番号：22A0287013

分割スペクトル法に基づく方位角オフセットにおける電離層雑音の緩和【JST・京大機械翻訳】

Mitigation of Ionospheric Noise in Azimuth Offset Based on the Split-Spectrum Method

著者 (3件)： Yamashita Tatsuya (Geospatial Information Authority of Japan, Tsukuba, Japan) ,  Morishita Yu (Geospatial Information Authority of Japan, Tsukuba, Japan) ,  Kobayashi Tomokazu (Geospatial Information Authority of Japan, Tsukuba, Japan)
資料名： IEEE Transactions on Geoscience and Remote Sensing  (IEEE Transactions on Geoscience and Remote Sensing)
巻： 60  ページ： ROMBUNNO.5206411.1-11  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0016B  ISSN： 0196-2892  CODEN： IGRSD2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ピクセルオフセット法は大地動を測定する強力なツールとして利用されてきた。しかし,Lバンド衛星搭載合成開口レーダ(SAR)データは,しばしば電離層によって影響され,それは,方位角ストリークと呼ばれる画素オフセット場の方位角成分において重大なノイズを作り出す。ここでは,物理的モデリングに基づく方位角ストリークを緩和する新しい方法を提案した。分割スペクトル法によって得た位相遅延と電離層方位角オフセットと電離層位相遅延の間の既知の関係を簡単に組み合わせることによって,方位角ストリークを除去できない。このように,画像マッチング(コアギストレーション)が方位角オフセットの測定に影響を及ぼすことを考慮して,分割スペクトル法を用いてモデル化された電離層方位角オフセットからの多項式関数によって近似されたコアギストレーション誘起効果を減算することにより,方位角ストリークの理論的補正公式を定式化した。本方法を,電離層によってひどく影響を受ける高度土地観測衛星-2(ALOS-2)/Phasedアレイ型L-バンド合成開口レーダ-2(PALSAR-2)ストリップマップ画像に適用して,方位角ストリークの効果的緩和を実証した。グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)によって有意な地上移動が検出されないケースへの応用において,補正前の方位角ピクセルオフセットの標準偏差は87.2cmであるが,補正後の値は29.2cmであり,方位角ピクセルオフセットの理論的測定精度に匹敵する。2016年熊本地震への適用において,著者らは方位角ストリークを実質的に減らし,約20cmの精度内で方位角オフセット場から地上運動をうまく抽出する。結果は,提案方法が3D地盤変位のより正確な操作推定を可能にすることを示唆した。Copyright 2022 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *雑音 ,  多項式 ,  *電離層 ,  標準偏差 ,  土地 ,  画素 ,  *緩和現象 ,  *オフセット ,  三次元 ,  定式化 ,  周波数帯 ,  合成開口レーダ ,  地動 ,  GNSS
準シソーラス用語： Lバンド ,  位相遅れ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 電離層伝搬  (ND05020B) ,  レーダ  (ND13010H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 方位角 ,  オフセット ,  電離層 ,  雑音 ,  緩和