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J-GLOBAL ID：202202287740499522   整理番号：22A0805669

水素分子による陽子衝突に対する有効一電子アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Effective one-electron approach to proton collisions with molecular hydrogen

著者 (4件)： Plowman Corey T. (Department of Physics and Astronomy and Curtin Institute for Computation, Curtin University, Perth, WA, Australia) ,  Abdurakhmanov Ilkhom B. (Pawsey Supercomputing Centre, Kensington, WA, Australia) ,  Bray Igor (Department of Physics and Astronomy and Curtin Institute for Computation, Curtin University, Perth, WA, Australia) ,  Kadyrov Alisher S. (Department of Physics and Astronomy and Curtin Institute for Computation, Curtin University, Perth, WA, Australia)
資料名： European Physical Journal. D. Atomic, Molecular, Optical and Plasma Physics  (European Physical Journal. D. Atomic, Molecular, Optical and Plasma Physics)
巻： 76  号： 2  ページ： 31  発行年： 2022年 
JST資料番号： W0117B  ISSN： 1434-6060  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子捕獲チャネルを含む分子水素とのプロトン衝突を研究するために,イオン-原子衝突に対する2中心波-パケット収束近接結合アプローチを拡張した。効果的な一電子球対称系として分子標的を表すモデルポテンシャルを用いた。これは,ターゲット構造を大きく単純化し,単一電子ターゲットとのイオン衝突用に開発した既に存在するコードの使用を可能にした。電子捕獲,単一イオン化および励起過程に対する計算した全断面積は,一般的に実験データおよび他の理論的計算と良く一致した。しかし,全電子捕獲断面積は低エネルギーで実験データを過大評価することが見出され,一方,全イオン化断面積はわずかに過小評価された。さらに,著者らは,種々の以前の計算の間の偏差が実質的である発射体の1s,2[数式:原文を参照]および3[数式:原文を参照]状態への捕獲のための状態分解断面積を提示した。その結果,3pと3dの捕獲に対して,実験との不一致が観察されたが,以前の理論研究よりも全体的に改善された。1電子ターゲットへの2中心結合チャネルアプローチ内の効果的な一電子系として分子水素を処理すると,中間および高エネルギーで,複雑で計算的に要求される2電子標的表現を必要とせずに,合理的に正確な全断面積を与えることができると結論した。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオン化 ,  全断面積 ,  ターゲット ,  断面積 ,  *電子 ,  電子捕獲 ,  *分子 ,  *陽子 ,  励起 ,  簡素化 ,  *水素 ,  計算 ,  投射物体 ,  原子-イオン衝突 ,  ポテンシャル

分類 (1件)： イオンとの衝突・散乱  (BH04040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水素分子 ,  陽子 ,  衝突 ,  電子