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J-GLOBAL ID:202202287803986117   整理番号:22A1180996

父親の高脂肪食は精子の5′tsRNA-Gly-GCCの変化は子孫における糖新生の増加と関連する【JST・京大機械翻訳】

Paternal High-Fat Diet Altered Sperm 5’tsRNA-Gly-GCC Is Associated With Enhanced Gluconeogenesis in the Offspring
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 857875  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7081A  ISSN: 2296-889X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:父系生活様式,ストレスおよび環境曝露は,子孫の健康に重要な役割を果たし,後天性形質の非遺伝的遺伝と関係するが,基礎となる機構は不明である。本研究では,父性高脂肪食に関与する精子tsRNAがF1子孫の異常なグルコネオゲネシスを誘導し,その調節の根底にある分子機構を探索することを目的とした。方法:父系食事が子孫代謝に影響を及ぼす機構を検討するために父性高脂肪食(42%kcal脂肪)モデルを作成した。4週齢C57BL/6J雄マウスを,対照飼料(CD;10%kcal脂肪)または高脂肪(HFD;42%kcal脂肪)飼料のいずれかを10週間投与するために無作為に2群に分け,各群のマウスを,F1を生成するために1:2比率で対照飼料の8週齢雌と交配した。F0精子を分離し,小RNAをハイスループット配列決定により配列決定した。代謝表現型をF0とF1の両方で調べた。結果:体重の有意な増加は,同じ年齢のCDマウスと比較して,8週齢のHFD-F0マウスで観察された。F0マウスは14週間で耐糖能障害(GTT),インスリン抵抗性(ITT)耐性,ピルビン酸耐性(PTT)の増加を示した。HFD-F1雄マウスは体重に有意差を示さなかった。PTTの増加は13週齢で見られ,GTTとITTでは有意な変化は見られなかった。グルコネオゲネシスに関連したPEPCKとG6PアーゼはHFD-F1雄マウスの肝臓で有意に増加した。精子配列決定の結果は,tRNA-Gly-GCC-2由来の5′tsRNA-Gly-GCCがHFD F0マウスの精子において顕著にアップレギュレートされることを示した。Q-PCRは,このtsRNAがCD-F1マウスとHFD-F1比較の肝臓でも増加することを示した。加えて,5′tsRNA-Gly-GCCはSirt6-FoxO1経路を調節し,肝臓におけるグルコネオゲネシス経路に関与することを見出した。【結語】HFDマウス成熟精子で増加する5’tsRNA-Gly-GCCは,Sirt6-FoxO1経路を調節することによって,肝臓におけるグルコネオゲネシスを促進することができ,それは,食事誘発代謝変化の世代間遺伝を仲介する潜在的父性エピジェネティック因子を表す可能性がある。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  食品の化学・栄養価  ,  動物に対する影響  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (58件):
  • BarkerD., OsmondC. (1986). Infant Mortality, Childhood Nutrition, and Ischaemic Heart Disease in England and Wales. The Lancet 327 (8489), 1077-1081. doi: 10.1016/s0140-6736(86)91340-1
  • BernsteinE., CaudyA. A., HammondS. M., HannonG. J. (2001). Role for a Bidentate Ribonuclease in the Initiation Step of RNA Interference. Nature 409 (6818), 363-366. doi: 10.1038/35053110
  • CaiP., PiaoX., HaoL., LiuS., HouN., WangH., et al (2013). A Deep Analysis of the Small Non-coding RNA Population in Schistosoma Japonicum Eggs. PLoS One 8 (5), e64003. doi: 10.1371/journal.pone.0064003
  • CasasE., VavouriT. (2014). Sperm Epigenomics: Challenges and Opportunities. Front. Genet. 5, 330. doi: 10.3389/fgene.2014.00330
  • Castro BarbosaT., AlmP. S., KrookA., BarrèsR., ZierathJ. R. (2019). Paternal High-fat Diet Transgenerationally Impacts Hepatic Immunometabolism. FASEB j. 33 (5), 6269-6280. doi: 10.1096/fj.201801879rr
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