文献

J-GLOBAL ID：202202287824926188   整理番号：22A1007528

円形および楕円形穴広げ成形の局所変形挙動に及ぼす高張力鋼板の材料異方性の影響

Effect of Material Anisotropies of High-Strength Steel Sheet on Localized Deformation Behavior in Circular and Oval Hole Expansion

著者 (5件)： 鈴木利哉 (日本製鉄) ,  岡村一男 (日本製鉄) ,  CAPILLA G. (Guanajuato Univ.) ,  濱崎洋 (中部大) ,  吉田総仁 (CEM研)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 35  号： 1  ページ： ROMBUNNO.D11  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・穴広げ成形の変形初期からネッキング発生以降までのひずみ分布の変化を調査して,その局所変形挙動の特徴を確認し,r値の面内異方性と異方硬化特性による影響の考察。
・穴広げ試験には析出強化型熱延鋼板を用い,面内19方向の単軸引張試験によりr値を測定し,r値の面内異方性が穴広げ成形のひずみ分布に及ぼす影響を調査。
・穴広げ試験と材料異方性を考慮したFEM解析により,円形及び楕円形穴広げ成形のひずみ局所メカニズムを推定。
・成形初期にr値の面内異方性起因で穴淵端部にひずみ集中が生じ,その後の成形進行に伴い,異方硬化特性が主因の板内側へのひずみが発達。

シソーラス用語： *つば張出 ,  円孔 ,  局所性 ,  塑性変形 ,  *熱延鋼板 ,  析出硬化 ,  くびれ ,  歪分布 ,  r値【塑性歪】 ,  *塑性異方性 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  *高張力鋼 ,  楕円
準シソーラス用語： FEM解析 ,  *局所変形 ,  *穴広げ加工 ,  *高張力鋼板 ,  面内異方性

分類 (1件)： プレス加工  (WC04050H)

引用文献 (9件)：

• R. Nishimura, Y. Nakazawa, T. Hama and H. Takuda: J of JSTP, 58-675(2017), 304.
• T. Kuwabara, K. Hashimoto, E. Iizuka and J.W. Yoon: J Mater Process Technol, 211(2011), 475.
• Y. Itou and Y. Nakazawa: J of JSTP, 50-586(2009), 1039.
• T. Kuwabara, T. Mori, M. Asano, T. Hakoyama and F. Barlat: Int J Plast, 93(2017), 164.
• T. Suzuki, K. Okamura, G. Capilla, H. Hamasaki and F. Yoshida: Int J Mech Sci, 146-147(2018), 556.

タイトルに関連する用語 (6件)： 円形 ,  楕円形 ,  穴広げ ,  変形挙動 ,  高張力鋼板 ,  異方性