文献
J-GLOBAL ID:202202287869058327   整理番号:22A1066269

日本在住ムスリムの災害時の食に対する意識調査

A Survey on the Attitudes of Muslims Living in Japan toward Food in Times of Disaster
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 17-23  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: F1745A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,ムスリムは世界的に増加しており,日本でも増加が見込まれている。ムスリムは,イスラーム法に従い生活をしており,豚やアルコールなどの摂取が禁じられている。本研究では,日本在住ムスリムを対象に災害時の食に対する考え方などについての調査を行なった。その結果,豚や豚派生品,アルコールを含む調味料含有食品,ハラール屠畜でない肉,調理・提供過程におけるハラームとの接触の有無が確認できない食品,調理済みで原材料が確認できない食品のいずれについても「生命の危険がある場合でも許容しない」という者がいた一方で「災害時で生命の危険がある場合は許容する」という者もおり,日本在住という点が共通であっても,ハラールの遵守のレベルには個人差が見られた。また,避難所での食支援の際には,原材料表示が有用になる可能性が高いことが明らかとなった。さらに,個人の災害への備えは十分とは言えない状況であり,ムスリム自身による備えを促すための情報や知識を普及する機会が必要であると考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
災害・防災一般  ,  食品一般 
引用文献 (22件):
  • Pew Research Center. The Future of World Relogopns : Population Growth Projections 2010-2050. 2015, https://www.pewforum.org/2015/04/02/religious-projections-2010-2050/,(参照 2021-09-25).
  • 店田廣文.世界と日本のムスリム人口2018年.人間科学研究.2019,32(2),p.253-262.
  • 日本政府観光局.日本の観光統計データ.https://statistics.jnto.go.jp/graph/#graph--breakdown--by-country,(参照 2021-09-25).
  • JABATAN KEMAJUAN ISLAM MALAYSIA(JAKIM). Manual Procedure for Malaysia Halal Certification (Third revision) 2014. 2015, https://www.halal.gov.my/v4/images/pdf/MPPHM2014BI.pdf,(参照2021-09-25).
  • 森田武志,島宗俊郎.ムスリム観光者へのハラール食対応の現状および「観光の食」が媒介する満足や意味に関する予備的考察.名古屋経営短期大学紀要,56,2015,p.19-34.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る