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J-GLOBAL ID:202202287960944464   整理番号:22A0182820

棒状のニンタニブナノ結晶は複数の腸管吸収経路を通して経口バイオアベイラビリティを改善する【JST・京大機械翻訳】

Rod-shaped nintedanib nanocrystals improved oral bioavailability through multiple intestinal absorption pathways
著者 (14件):
資料名:
巻: 168  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0673A  ISSN: 0928-0987  CODEN: EPSCED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ニネタニブ(BIBF)は,非小細胞肺癌の治療に対する良好な治療効果を有するバイオ医薬品分類システムII(BCS II)薬である;しかし,それは低い溶解と腸吸収のため,低い経口バイオアベイラビリティを示す。本研究は,腸におけるBIBFの溶解と吸収を改善することにより,経口バイオアベイラビリティを増強するための棒状ナノ結晶を作製することを目的とする。処方スクリーニングによって,粒径325.30±1.03nmのBIBFナノ結晶(BIBF-NCs)と32.70±1.24mVのζ電位を,ナトリウムカルボキシルメチルセルロース(CMC-Na)の安定剤による反溶媒沈殿-超音波法で製造した。BIBF-NCは透過型電子顕微鏡(TEM)により棒状形態を示した。粉末X線回折(PXRD)と示差走査熱量測定(DSC)の結果は,BIBF-NCs中のBIBFの結晶形が変化することを示した。BIBF-NCはBIBF粉末に比べてBIBFの飽和溶解度と溶解を著しく改善した。in situ単一パス腸潅流(SPIP)の結果に従って,BIBF-NCは,それぞれ,0.21±0.01min-1および(4.34±0.11)×10-4cm/minの空腸におけるK_aおよびP_app値とともに,吸収および膜透過性の改善を示した。さらに,BIBF-NCsのK_aおよびP_app値は,阻害剤コルヒチン,クロルプロマジンおよびインドメタシンの添加後に全て有意に減少し,BIBF-NCは,腸におけるカベオラおよびクラスリンおよびミクロピノサイトーシスにより媒介されたエンドサイトーシスにより吸収されることを示した。細胞評価結果は,BIBF-NCがマクロファージによって取り込まれ,Caco-2単層から輸送されることを示した。in vivo薬物動態結果は,BIBF-NCsのバイオアベイラビリティが,より長いT_max(4.50±1.00h対2.60±1.92h)で経口投与後のBIBF溶液(BIBF-Sol)より2.51倍高いことを示した。要約すると,棒状BIBF-NCは,複数の腸管吸収経路を通して経口バイオアベイラビリティを有意に改善することができた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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