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J-GLOBAL ID：202202288008887434   整理番号：22A0625980

水田土におけるリッジ耕うんを用いた窒素利用効率の改善【JST・京大機械翻訳】

Improving nitrogen-use efficiency by using ridge tillage in rice paddy soils

著者 (6件)： Qin Chuan (College of Resources and Environment, Southwest University, Chongqing, China) ,  Wright Alan L. (Indian River Research & Education Center, University of Florida, Fort Pierce, FL, USA) ,  Ma Lihua (College of Resources and Environment, Southwest University, Chongqing, China) ,  He Xinhua (College of Resources and Environment, Southwest University, Chongqing, China) ,  Xie Deti (College of Resources and Environment, Southwest University, Chongqing, China) ,  Jiang Xianjun (College of Resources and Environment, Southwest University, Chongqing, China)
資料名： Soil Use and Management  (Soil Use and Management)
巻： 38  号： 1  ページ： 528-536  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1705A  ISSN： 0266-0032  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 窒素(N)肥料は,拡大しているヒト人口の作物需要に適合するためにますます使用されている。しかし,歴史的N利用効率(NUE)は,高地生態系と比較して水田で低い。本研究は,N肥料の運命を調べ,イネベースの農業生態系における異なる耕うん様式の下でNUEを比較した。耕うん様式(即ち,湛水水田,従来の耕うんおよびリッジ耕うん)および15N同位体トレーサ法(in situおよびインキュベーション)の長期圃場試験を用いて,N肥料の運命および取込を測定した。イネによる窒素取込(NUEを表す)は耕うん様式間で有意に異なった(p<0.05)。窒素利用効率は,リッジ耕うんのための施用N肥料の31%であり,それは3つの耕うん方式の間で最高であり,一方,最も低いNUEは従来の耕うん(17%)のために起こった。リッジ耕うんのための土壌残留Nは,浸水水田または従来の耕うんより著しく高かった(21%)。総ガス状N損失は,リッジ耕うん(28%)で最も高く,従来の耕うん(17%)で最も低かった。Ammonia(NH_3)揮発は,N肥料からのガス損失の最大割合を3つの耕うん様式全てで説明した。しかし,適用したNの最大損失は水(流出と浸出)で,N損失はリッジ耕うんの施用Nの20%を占めたが,従来の耕うんでは54%であった。リッジ耕うんは,土壌微地形と水体制を変化させ,より良いN保全をもたらした。これらの結果に基づいて,リッジ耕うんの採用は水田のNUEを有意に改善する必要がある。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 保全 ,  農作物 ,  湛水 ,  ヒト ,  浸出 ,  *耕うん ,  硝化 ,  浸水 ,  *水田土 ,  生態系 ,  高地 ,  インキュベート
準シソーラス用語： 揮発 ,  *窒素利用効率 ,  農業生態系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 15N追跡技術 ,  N肥料の運命 ,  硝化 ,  窒素損失

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  土壌管理  (FB04070J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水田土 ,  リッジ ,  耕うん ,  窒素利用効率