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J-GLOBAL ID:202202288112132784   整理番号:22A0448572

抗PD-(L)1治療と併用したHER2標的抗体薬物複合体はhPD-1トランスジェニックマウスモデルにおいてhHER2+腫瘍を除去し,免疫記憶形成に寄与する【JST・京大機械翻訳】

A HER2 target antibody drug conjugate combined with anti-PD-(L)1 treatment eliminates hHER2+ tumors in hPD-1 transgenic mouse model and contributes immune memory formation
著者 (11件):
資料名:
巻: 191  号:ページ: 51-61  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4122A  ISSN: 1573-7217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:Disitamab vedotin(RC48)はHER2指向性抗体-薬物複合体であり,癌治療のための効果的な戦略として出現し,それは以前の動物モデルにおける抗腫瘍免疫を増強するだけでなく,胃癌,尿路上皮癌,およびHER2低発現乳癌などの患者の臨床転帰を改善する。ここでは,ヒトHER2発現同系乳癌モデルにおける免疫チェックポイント阻害剤とこの新規HER2標的化ADCの併用治療効果を検討した。【方法】ヒトHER2+癌細胞株を安定トランスフェクションによって構築し,個々のクローンを単一細胞選別によって分離した。フローサイトメトリーを行い,その結合活性を測定した。細胞毒性効果は,RC48のサプリメントによるMTTアッセイを用いて決定した。ヒトPD-1トランスジェニックマウスを用いて,ADCのin vivo抗腫瘍効果とPD-1/PD-L1抗体との併用療法を分析した。【結果】RC48とPD-1/PD-L1免疫チェックポイント阻害の組合せは,腫瘍抑制と抗腫瘍免疫を有意に増強した。相乗的群における腫瘍拒絶は,大量のT細胞浸潤と免疫マーカー活性化を伴った。さらに,併用療法は腫瘍根絶動物における免疫学的記憶形成を促進し,腫瘍再感染からそれらを保護した。結論:免疫チェックポイント阻害剤と組み合わせた新規HER2標的化ADCは,マウスにおいて顕著な効果を達成し,hHER2+マウス乳癌モデルにおいて長期持続免疫防御を誘発することができる。この研究は,RC48治療活性の効果および免疫療法による可能性のある治療併用戦略に対する根拠を提供する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの薬物療法 

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