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J-GLOBAL ID:202202288290208296   整理番号:22A0316191

Nd分離のためのタンデムカラム抽出クロマトグラフィー:超高精度Nd同位体比分析のための質量に依存しない同位体分別の最小化【JST・京大機械翻訳】

Tandem-column extraction chromatography for Nd separation: minimizing mass-independent isotope fractionation for ultrahigh-precision Nd isotope-ratio analysis
著者 (2件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 185-193  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0770C  ISSN: 0267-9477  CODEN: JASPE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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短寿命146Sm-142Nd同位体システムは,太陽系の歴史の最初の500百万年に発生した重要な初期惑星分化過程を追跡する。地球試料中の142Nd/144Ndの変動を,典型的には±20ppmの範囲内で,隣接ランタニドを含む試料中の他のすべての元素からのNdの定量的分離を必要とする高精度質量分析を用いて決定した。質量分析における最近の改良は,2ppmまでの142Nd/144Nd測定の分析精度を推進した。しかし,Nd分離中に生成した非質量依存同位体分別は,142Ndデータの品質を制限する主要因子である。Ln樹脂を用いた通常の化学的分離法は,異常なNd同位体比を生成する予測可能な核場シフト効果を有している。この問題を解決するために,±5ppm以内の小さな142Nd/144Nd変動を解決するため,本研究では,Ce,PrおよびSmの等圧妨害物を効果的に除去する新しい2段階カラム分離法を示し,Ndの回収率は98%以上であった。これらの干渉元素と地質参照物質でドープしたJNdi-1標準溶液を試験し,この方法の性能を文書化した。西オーストラリアのPilbaraクラトンからのチタン石試料のセットも調べ,潜在的同位体分別効果を試験した。同じ試料を,この方法と広く用いられているLn法を用いて処理した。Ln法を用いた試料から観測された核場シフト効果とは対照的に,著者らの新しい方法に基づく結果は,検出可能な同位体分別を示さず,さらに,ppmレベル精度Nd同位体比測定に対して最適化されるこの新規カラム化学スキームの信頼性を,特に146Smの減衰に起因する142Nd/144Ndの小さな変動の解決に対して確認した。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
質量分析  ,  鉱物・岩石・鉱石の物理分析 

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