文献
J-GLOBAL ID:202202288361041750   整理番号:22A1066177

液相におけるα-アルコキシアルキルヒドロペルオキシドの分解機構 温度依存速度論と理論計算【JST・京大機械翻訳】

Decomposition mechanism of α-alkoxyalkyl-hydroperoxides in the liquid phase: temperature dependent kinetics and theoretical calculations
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 241-251  発行年: 2022年 
JST資料番号: W6470A  ISSN: 2634-3606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
有機ヒドロペルオキシド(ROOHs)は,反応性中間体種として大気中で重要な役割を果たす。低揮発性および高親水性のため,ROOHはエアロゾル,霧および雲滴のような大気凝縮相に存在することが期待される。しかし,液相におけるROOHの分解機構はまだ十分に理解されていない。ここでは,1-プロパノール,2-プロパノールおよびエタノールの存在下,α-テルピネオールのオゾン分解に由来するC_12またはC_13α-アルコキシアルキル-ヒドロペルオキシド(α-AH)の水相分解の温度依存速度論および理論計算研究を報告した。負イオンエレクトロスプレイ質量分析により塩化物付加物として検出されるα-AH信号の時間プロフィルは,単一指数減衰を示し,α-AH分解に対する誘導一次速度係数kは,pH4.5の溶液中の1-プロパノールとα-テルピネオールCriegee中間体の反応に由来するC_13α-AHsに対して,温度増加,例えば,k(288K)=(5.3±0.2)×10-4s-1,k(298K)=(1.2±0.3)×10-3s-1,k_(308K)=(1.2±0.3)×10-3s-1,を示した。Arrheniusプロット分析は12.3±0.6kcal/molの活性化エネルギー(E_a)を与えた。18.7±0.3および13.8±0.9kcal mol-1のE_aは,α-テルピネオールCriegee中間体と2-プロパノールおよびエタノールとの反応に由来するα-AH(pH4.5)の分解に対しても得られた。理論的速度論および熱力学計算に基づいて,プロトン触媒機構が酸性水性有機媒体中でのこれらのα-AHの分解において中心的役割を果たし,一方,水分子は分解経路にも関与し,動力学に影響を与える可能性があることを提案した。α-AHの分解は,大気凝縮相におけるH_2O_2および多官能化種の源として作用することができた。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
モノテルペン,セスキテルペン  ,  酸化,還元  ,  対流圏・成層圏の地球化学  ,  粒状物調査測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る