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J-GLOBAL ID：202202288503814879   整理番号：22A0417293

ハイブリッド材料の新潮流 有機-無機ハイブリッド機能性膜の開発

Development of Organic-inorganic Hybrid Functional Membranes

著者 (1件)： 蔵岡孝治 (Kobe Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 57  号： 2  ページ： 82-85  発行年： 2022年02月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・有機-無機ハイブリッド機能性膜について述べ,著者らが開発してきた有機-無機ハイブリッドガス分離膜及びガスバリア膜について紹介。
・オレフィン分離膜では,オレフィンのみと可逆錯体を形成する銀イオン担持有機-無機ハイブリッド分離膜をゾル-ゲル法で作製し,エチレンやエタンの透過率と選択性を提示。
・アクリルアミドなどのアミノ基を持つ有機高分子をシリカマトリックス中に分子分散した二酸化炭素分離膜のin-situ重合法と二酸化炭素選択性について説明。
・ガスバリア膜として,ゾル-ゲル法によりセルロースナノクリスタル(CNC)とシリカを分子レベルでハイブリッド化したガスバリア膜やポリシルセスキオキサン膜を紹介。

シソーラス用語： 有機-無機ハイブリッド ,  ガス分離 ,  *膜分離 ,  *膜 ,  *ガスバリヤ性 ,  膜透過 ,  アルケン ,  透過率 ,  選択性 ,  銀錯体 ,  ゾル-ゲル法 ,  アミノ基 ,  ポリアクリルアミド ,  二酸化ケイ素 ,  分散【dispersion】 ,  二酸化炭素 ,  その場重合 ,  セルロース ,  ナノ結晶 ,  ポリシルセスキオキサン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  アルカン
準シソーラス用語： オレフィン ,  セルロースナノクリスタル ,  *ハイブリッド膜

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  膜分離  (XD02120Z)

物質索引 (3件)： アクリルアミド ,  エタン ,  エチレン

引用文献 (17件)：

• K. Kuraoka, Y. Chujo and T. Yazawa, Chem. Commun., 24, 2477-2478 (2000).
• C. Su, K. Kuraoka and T. Yazawa, J. Am. Ceram. Soc., 84, 654-656 (2001).
• K. Kuraoka, Y. Tanaka, M. Yamashita and T. Yazawa, Chem. Commun., 10, 1198-1199 (2004).
• T. Yazawa, M. Kishimoto, T. Inoue, A. Mineshige, M. Kobune and K. Kuraoka, J. Mater. Sci., 42, 723-727 (2007).
• K. Kuraoka, S. Matsuura and K. Ueda, Chemistry Letters, 43, 582-583 (2014).

タイトルに関連する用語 (5件)： ハイブリッド材料 ,  潮流 ,  有機-無機ハイブリッド ,  機能性膜 ,  開発