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J-GLOBAL ID：202202288868031749   整理番号：22A1084962

オーストラリアにおける導入ヨーロッパウサギOryctolagus cuniculusの個体群へのゲノム洞察とウサギ出血性疾患ウイルスに対する遺伝的抵抗性の開発【JST・京大機械翻訳】

Genomic insights into a population of introduced European rabbits Oryctolagus cuniculus in Australia and the development of genetic resistance to rabbit hemorrhagic disease virus

著者 (7件)： Elfekih Samia (Australian Centre for Disease Preparedness-ACDP, CSIRO Health & Biosecurity, East Geelong, VIC, Australia) ,  Elfekih Samia (Bio21 Institute and the School of Biosciences, The University of Melbourne, Melbourne, VIC, Australia) ,  Metcalfe Suzanne (CSIRO, Eco-Sciences Precinct, Brisbane, QLD, Australia) ,  Walsh Tom K. (Black Mountain Labs, CSIRO Land & Water, Canberra, ACT, Australia) ,  Cox Tarnya E. (Vertebrate Pest Research Unit, New South Wales Department of Primary Industries, Orange, NSW, Australia) ,  Strive Tanja (Black Mountain Labs, CSIRO Health & Biosecurity, Canberra, ACT, Australia) ,  Strive Tanja (Centre for Invasive Species Solutions, Canberra, ACT, Australia)
資料名： Transboundary and Emerging Diseases  (Transboundary and Emerging Diseases)
巻： 69  号： 2  ページ： 895-902  発行年： 2022年 
JST資料番号： A1558A  ISSN： 1865-1674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヨーロッパのウサギ(Oryctolagus cuniculus)は,オーストラリアで最も壊滅的な侵入種の1つである。1950年代以来,粘液腫ウイルス(MYXV)とウサギ出血性疾患ウイルス(RHDV)は,豊富なウサギ集団を管理するために使用されてきた。MYXVに対する耐性は,放出の数年以内に観察された。より最近では,致死RHDV感染に対する耐性も報告されており,景観規模のウサギ制御の効率が分かっている。以前の研究は,致死RHDV感染に対する遺伝的耐性が個体群間で局所的に異なるかもしれないが,遺伝的耐性の機構はよく理解されていないままであることを示唆する。ここでは,オーストラリアのウサギ集団を調べるために,ゲノムの減少した表現を示す配列決定(GBS)データによる遺伝子タイピングを用いた。著者らの目的は,RHDV耐性のための選択の個体群と同定可能なゲノムシグネチャの間の関係を理解することであった。著者らが調査した1つの集団は,致死RHDV感染に対する耐性のレベルを示すことが報告されている。この個体群は,以前報告されたRHDV耐性が低いまたは無い3つの他の集団と比較された。ウイルス結合や感染過程などの宿主-病原体相互作用に関与する可能性のある一連の新規候補遺伝子を同定した。これらの遺伝子は,異なるウサギ集団で行われたRHDV耐性に関する以前の研究と重複せず,複数の機構が実現可能であることを示唆した。これらの知見から,RHDVウイルスに対する遺伝的耐性の異なる潜在的メカニズムへの有用な洞察が得られ,これはこの領域における今後の機能研究を知らせるであろう。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ウイルス ,  *遺伝 ,  遺伝子 ,  *ウサギ ,  *ゲノム ,  感染 ,  生物的防除 ,  野生生物 ,  *個体群
準シソーラス用語： *アナウサギ ,  候補遺伝子 ,  宿主病原体相互作用 ,  遺伝子タイピング ,  侵入種 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： オーストラリアの野生生物 ,  GBSシークエンシング ,  集団構造 ,  ウサギの生物的防除 ,  RHDV ,  SNP

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： オーストラリア ,  ヨーロッパ ,  ウサギ ,  個体 ,  ゲノム ,  洞察 ,  ウサギ出血性疾患ウイルス ,  遺伝的抵抗性 ,  開発