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J-GLOBAL ID:202202288874434490   整理番号:22A0496758

二座ヒドラゾンから誘導したCo(II),Ni(II),Cu(II)およびZn(II)錯体の合成,特性評価,in vitro抗菌および細胞毒性評価【JST・京大機械翻訳】

Synthesis, characterization, in vitro antimicrobial and cytotoxic evaluation of Co(II), Ni(II), Cu(II) and Zn(II) complexes derived from bidentate hydrazones
著者 (5件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 423-455  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0851B  ISSN: 0922-6168  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Co(II),Ni(II),Cu(II)およびZn(II)錯体を,6-クロロチオクロマン-4-オンとベンゾヒドラジド/1,2,3,4ヒドラジド/イソニコチン酸ヒドラジド/p-トルエンヒドラジドとの縮合反応によって得たヒドラゾン配位子(HL1-HL4)から合成した。合成した化合物(1-20)を,物理化学的方法,すなわち,(FTIR,1H NMR,13C NMR,質量,ESR,UV-Vis),TGA/DTA,粉末XRD,元素分析(CHN),磁化率およびモル伝導率測定によって特性化した。種々のデータはヒドラゾンの二座性(NO)を示唆し,それはアゾメチン(-C=N-)基の窒素を介して中心金属イオンと配位し,エノール化型で脱プロトン化カルボニル酸素と配位し,八面体錯体をもたらした。モル伝導率の低い値は,それらの非電解性を示唆した。錯体の熱分解パターンは最終生成物として金属酸化物を確認した。ヒドラゾンとその金属錯体のin vitro抗微生物活性を2つのグラム陽性菌(Bacillus subtilisとStaphylococcus aureus)に対して評価した;2つのグラム陰性菌(緑膿菌と大腸菌);そして,連続希釈法による2つの真菌株(Candida albicansとAspergillus niger)と,金属錯体はヒドラゾンと比較して高活性であった。すべての化合物の中で,錯体11,13,14および19が最も効率的な抗菌剤であることを見出した。(1-20)化合物の抗癌活性を,参照薬物としてパクリタキセルを用いたMTTアッセイによって,ヒト癌細胞株A549(肺),DU145(前立腺)およびSW620(結腸直腸)に関して実行した。細胞毒性結果は,化合物[Cu(L2)_2(H_2O)_2]11が,A549,DU145およびSW620癌細胞系に対して,IC_50値が3.46,18.21および7.61μMで,最も強力であることを示唆した。更に,化合物(9,10,11,12)も,ROS生成とミトコンドリア膜電位損失に対するA549細胞系で検討し,複合体[Cu(L2)_2(H_2O)_2]11が,癌細胞でのミトコンドリア脱分極により,最も高いROS生産とアポトーシスの誘導を示した。グラフ抄録:合成化合物(1-20)を,A549(肺),DU145(前立腺),SW620(結腸直腸)ヒト癌細胞株に対するin vitro細胞毒性に対してスクリーニングした。銅錯体(11)は,A549細胞上のROS産生とMMP損失を増強する最も活性な抗腫瘍薬であることを見出した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature B.V. 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遷移金属錯体一般  ,  抗細菌薬の基礎研究 

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