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J-GLOBAL ID:202202288914792151   整理番号:22A1023657

潰瘍性大腸炎,結腸直腸癌およびセリアック病における付着侵入型Escherichia coliの有病率,存在量および病原性【JST・京大機械翻訳】

Prevalence, Abundance, and Virulence of Adherent-Invasive Escherichia coli in Ulcerative Colitis, Colorectal Cancer, and Coeliac Disease
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  ページ: 748839  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:接着侵襲性大腸菌(AIEC)はCrohn病(CD)の病因に大きく関与している。同様の遺伝的背景と病原性遺伝子プロファイルを有する大腸菌株は,潰瘍性大腸炎(UC),結腸直腸癌(CRC),およびセリアック病(CeD)のような他の腸疾患と関連しているが,これらの疾患におけるAIECの役割は未調査のままである。UC,CRCおよびCeDにおけるAIECの分布,豊度および病原性の特徴を評価することを目的とした。【方法】AIEC表現型を,14のUCと15のCRC患者の回腸と結腸から分離した4233のE.coli,および17のCeDと10の健康な(H)小児から得た38の糞便E.coli株において調査した。IEC罹患率と豊度を,CD患者とH対照からの以前のデータと比較した。クローン性,病原性遺伝子保菌および系統発生起源を,同定されたAIECに対して測定した。結果:UCにおいて,AIEC有病率は,CDとH被験者の間で中間であった(UC:35.7%,CD:55.0%,H:21.4%),そして,結腸疾患を有するCD患者(C-CD:40.0%)と類似していた。CRCにおいて,有病率は,これらの群より低かった(6.7%)。AIEC患者では,推定豊度はすべての腸条件で類似していた。UCとCRCから分離した全てのAIEC株は,A系統群の株を除き,B1系統群に属し,大多数(クローン的に異なるAIECの75%)はAfa/Drオペロンとcdt遺伝子を持っていた。CeDコホートから分離した大腸菌のいずれもAIECであった。それにもかかわらず,活性CeD患者から分離した大腸菌株は,Hおよび不活性CeD小児患者から分離したそれらよりも高い浸潤指数を示した。結論:AIEC様株はCDだけでなくUCにも関与するという仮説を支持する。更なる研究は,菌株のこれらのグループの病原性特殊性を研究して,AIECとUCの間に原因リンクがあるかどうかを決定するために必要である。対照的に,AIECとCRCの可能な関連を除外した。さらに,それらの可能な病原性役割に対するCeDにおける大腸菌株をさらに研究することは興味深い。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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微生物感染の生理と病原性 
引用文献 (68件):
  • Darfeuille-Michaud A, Boudeau J, Bulois P, Neut C, Glasser AL, Barnich N, et al. High Prevalence of Adherent-Invasive Escherichia coli Associated With Ileal Mucosa in Crohn’s Disease. Gastroenterology (2004) 127(2):412-21. doi: doi: 10.1053/j.gastro.2004.04.061
  • Martinez-Medina M, Aldeguer X, Lopez-Siles M, González-Huix F, López-Oliu C, Dahbi G, et al. Molecular Diversity of Escherichia coli in the Human Gut: New Ecological Evidence Supporting the Role of Adherent-Invasive E. coli (AIEC) in Crohn’s Disease. Inflammation Bowel Dis (2009) 15(6):872-82. doi: doi: 10.1002/ibd.20860
  • Martinez-Medina M, Mora A, Blanco M, López C, Alonso MP, Bonacorsi S, et al. Similarity and Divergence Among Adherent-Invasive Escherichia coli and Extraintestinal Pathogenic E. coli Strains. J Clin Microbiol (2009) 47(12):3968-79. doi: doi: 10.1128/JCM.01484-09
  • Vejborg RM, Hancock V, Petersen AM, Krogfelt KA, Klemm P. Comparative Genomics of Escherichia coli Isolated From Patients With Inflammatory Bowel Disease. BMC Genomics (2011) 12(1):316. doi: doi: 10.1186/1471-2164-12-316
  • Agus A, Massier S, Darfeuille-Michaud A, Billard E, Barnich N. Understanding Host-Adherent-Invasive Escherichia coli Interaction in Crohn’s Disease: Opening Up New Therapeutic Strategies. BioMed Res Int (2014) 567929(10):15. doi: doi: 10.1155/2014/567929
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