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J-GLOBAL ID：202202288916499475   整理番号：22A0549626

L-メチオニンにおける相転移配列の再検討:必須アミノ酸における無秩序化機構の記述【JST・京大機械翻訳】

Revisiting the phase transition sequence in L-methionine: Description of the disordering mechanism in an essential amino acid

著者 (4件)： Guinet Yannick (Universite de Lille, CNRS, INRAE, Centrale Lille, UMR 8207-UMET-Unite Materiaux et Transformations, F-59000 Lille, France) ,  Paccou Laurent (Universite de Lille, CNRS, INRAE, Centrale Lille, UMR 8207-UMET-Unite Materiaux et Transformations, F-59000 Lille, France) ,  Danede Florence (Universite de Lille, CNRS, INRAE, Centrale Lille, UMR 8207-UMET-Unite Materiaux et Transformations, F-59000 Lille, France) ,  Hedoux Alain (Universite de Lille, CNRS, INRAE, Centrale Lille, UMR 8207-UMET-Unite Materiaux et Transformations, F-59000 Lille, France)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 156  号： 3  ページ： 034501-034501-9  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広い温度範囲(170-420K)と広いスペクトル窓(5-3600cm-1)で行ったL-メチオニン(L-Met)に関するRaman分光法研究は,250から390Kまでの末端側鎖原子の熱活性化運動によって引き起こされる拡張無秩序機構を明らかにした。この非常に進行性の無秩序化プロセスは,2つの熱力学的特徴によって特徴付けられ,その最初の対応は,プロセスの開始をマークする広い吸熱(250→310K)に対応し,一方,無秩序変態の2番目の終了は,390Kで鋭い吸熱ピークである。これらの熱力学的事象は格子振動の軟化と,変位相転移の兆候として考えられる準弾性散乱の増加と相関している。局所運動の強い非調和性から生じる390K以上で集めた低周波Ramanスペクトルの非晶質様バンド形状は,X線回折による390K以上の付加的Braggピークの検出と対照的であり,吸熱ピークを伴うC_pジャンプと一致した。これらの観察は,L-Metが,CH_3の回転とX線回折によって明確に検出されなかった側鎖の柔軟性を通して,結晶格子の付加的配置を採用して,徐々に動的に無秩序化されることを示唆する。これらの結果はメチオニン残基から成る乾燥蛋白質の安定性を考慮するために重要である。Copyright 2022 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Ramanスペクトル ,  X線回折 ,  格子振動 ,  *相転移 ,  熱力学 ,  X線回折分析 ,  タンパク質 ,  非晶質 ,  スペクトル ,  *必須アミノ酸 ,  結晶格子 ,  準弾性散乱 ,  LF【周波数】 ,  側鎖 ,  Raman分光法
準シソーラス用語： 温度範囲 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 非金属化合物  (CD01070R) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： L-メチオニン ,  相転移 ,  必須アミノ酸 ,  無秩序化 ,  記述