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J-GLOBAL ID：202202289171573973   整理番号：22A1079997

ネットワーク故障発生時の故障調査範囲探索手法の提案

A search method for equipment to be investigated in case of network failure

著者 (4件)： 佐久間誠志 (NTT ネットワークイノベーションセ) ,  佐藤亮介 (NTT ネットワークイノベーションセ) ,  中村瑞人 (NTT ネットワークイノベーションセ) ,  山越恭子 (NTT ネットワークイノベーションセ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 399(ICM2021 42-60)  ページ： 57-62 (WEB ONLY)  発行年： 2022年02月24日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通信キャリアにおいて,故障対応など保全オペレーションの自動化が研究されている.故障発生時には複数の装置から多数のアラーム(ALM)が発生するが,ALMの有無や個数は状況に応じて一律でないため,故障被疑個所の切り分けには,最初に装置構成やALMの組み合わせを参考に調査範囲を特定する必要がある.しかし,このようなワークフローは定義が難しく,また迅速な故障復旧のためには効率的な故障調査範囲の絞り込みが必要であるが,既存の探索アルゴリズムにあらかじめ探索終了となる解,または解の条件が定義することができず,自動化が難しい.本稿では,グラフニューラルネットワーク(GNN)を用いて隣接装置の調査の必要性を判断することを繰り返し,対象ネットワーク内の故障調査範囲を判断するネットワークノード探索アルゴリズムを提案する.(著者抄録)

シソーラス用語： *通信障害 ,  通信網 ,  *故障検出 ,  計算機アルゴリズム ,  ニューラルネットワーク ,  グラフ理論 ,  通信運用管理 ,  学習モデル ,  機械学習 ,  自動化 ,  障害回復 ,  設備保全
準シソーラス用語： GNN ,  ネットワーク運用管理 ,  *ネットワーク障害 ,  探索アルゴリズム

分類 (1件)： 通信網  (ND07030A)

引用文献 (15件)：

• 竹下, 山越, ”環境変化を検知し,システムが自律的に適応する自己進化型ゼロタッチオペレーション”, ビジネスコミュニケーション, 2020, vol.57, No.12, pp 30-31, Dec 2020
• 尾居愛子, 他′′キャリアにおけるゼロタッチオペレーションに向けた保全系ツール連携方式の提案′′, 信学技報, vol. 119, no.111, ICM2019-14, pp. 47-52, 2019年7月.
• 尾居愛子, 他′′キャリアにおけるネットワーク故障対応業務自動化に向けたオーケストレータの提案′′, 信学技報, vol. 120, no.109, ICM2020-10, pp. 13-18, 2020年 7月.
• 佐藤亮介,他 ′′ネットワーク構成情報を用いたNW装置警報群の関連付け及び主要因警報分析方式の提案′′,信学技報, vol. 119, no.438, ICM2019-64, pp. 129-134,2020年3月.
• A. Oi, R. Sato, Y. Suto, K. Sakata, M. Nakajima and T. Furukawa,′′A Study on Automation of Network Maintenance in Telecom Carriers for Zero-Touch Operations,′′ 2020 21st Asia-Pacific Network Operations and Management Symposium (APNOMS), pp. 1-6, 2020.

タイトルに関連する用語 (6件)： 故障発生 ,  故障 ,  調査 ,  探索 ,  手法 ,  提案