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J-GLOBAL ID：202202289243338804   整理番号：22A0491122

ミトコンドリアに対する大きなStokesシフトを有するNIR発光シアニンとそれらの膜電位破壊の同定【JST・京大機械翻訳】

A NIR Emitting Cyanine with Large Stokes’ Shift for Mitochondria and Identification of their Membrane Potential Disruption

著者 (4件)： Bertman Keti A. (Department of Chemistry, University of Akron, Akron, Ohio, 44325, USA) ,  Abeywickrama Chathura S. (Department of Chemistry, University of Akron, Akron, Ohio, 44325, USA) ,  Pang Yi (Department of Chemistry, University of Akron, Akron, Ohio, 44325, USA) ,  Pang Yi (Maurice Morton Institute of Polymer Science, University of Akron, Akron, Ohio, 44325, USA)
資料名： ChemBioChem  (ChemBioChem)
巻： 23  号： 2  ページ： e202100516  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1258A  ISSN： 1439-4227  CODEN： CBCHFX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NIR発光(λ_em≒730nm)シアニンプローブExCyを,π共役長(すなわちフラン部分)をドナー-アクセプタ系に拡張することにより良好な収率で合成した。ExCyは強い分子内電荷移動(ICT)及び高い蛍光量子収率(DCMにおけるΦ_fl≒0.47)により大きなStokesシフト(λ>100nm)を示した。水性環境における低い蛍光(H_2O中のΦ_fl≒0.007)により,プローブは疎水性細胞環境に入る際に大きな蛍光ターンオンを達成する可能性を示した。蛍光共焦点顕微鏡研究は,ExCyが遠赤レーザ線(すなわち,640nm)で容易に励起され,一方,対応する発光がNIR領域で収集されることを明らかにした。ExCyは共局在研究に従って生細胞ミトコンドリアに対して優れた選択性を示した。プローブはまた,生細胞に適用したとき,高い光安定性,長期イメージング能力および無洗浄染色能力を示した。著者らの研究は,ExCyのミトコンドリア局在性がミトコンドリアの膜電位に依存することを示した。ExCyは,蛍光共焦点顕微鏡を介してミトコンドリア機能障害を有する細胞を視覚的に同定するためのミトコンドリア膜電位機能障害指標として成功裏に利用された。ExCyはゼブラフィッシュのin vivoイメージングの可能性をさらに調べた。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アクセプタ ,  蛍光 ,  ドナー ,  *発光 ,  疎水性 ,  *膜電位 ,  *ミトコンドリア ,  染色 ,  画像処理 ,  *Stokesシフト ,  ゼブラフィッシュ ,  共焦点顕微鏡
準シソーラス用語： 光安定性 ,  バイオイメージング ,  生細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： シアニン染料 ,  近赤外染料 ,  膜電位 ,  ミトコンドリア選択性 ,  光安定性

分類 (1件)： 有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

タイトルに関連する用語 (6件)： ミトコンドリア ,  Stokesシフト ,  シアニン ,  膜電位 ,  破壊 ,  同定