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J-GLOBAL ID：202202289267358051   整理番号：22A0807797

相関した三次元電子-核運動:断熱動力学と円錐交差の通過【JST・京大機械翻訳】

Correlated three-dimensional electron-nuclear motion: Adiabatic dynamics vs passage of conical intersections

著者 (2件)： Schaupp Thomas (Institut fuer Physikalische und Theoretische Chemie, Universitaet Wuerzburg, Emil-Fischer-Str. 42, 97074 Wuerzburg, Germany) ,  Engel Volker (Institut fuer Physikalische und Theoretische Chemie, Universitaet Wuerzburg, Emil-Fischer-Str. 42, 97074 Wuerzburg, Germany)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 156  号： 7  ページ： 074302-074302-9  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子と陽子の三次元相関運動を研究した。1つの状況において,動力学は電子基底状態に制限され,従ってBorn-Oppenheimer(BO)近似内でよく記述される。確率とフラックス密度は,結合動力学に関する情報をもたらした。電子フラックス密度がBO波動関数から決定されると消えるので,他の磁束密度を考慮して,電子の方向性運動への洞察を与えた。この磁束密度はBO近似内で計算でき,完全次元計算から導いたものと数値的によく一致した。基底状態動力学に対して選択した類似の幾何学における最初の励起電子状態の開始は,配置空間の同じ領域で起こる短時間動力学をもたらした。波動関数の断熱展開から発展する描像を採用して,2つの結合断熱電子状態における核波パケット運動は円錐交差(CI)のリングを通して進行し,それは有効集団移動を伴った。それにもかかわらず,全核確率とフラックス密度は,基底状態動力学に対して得られたものと非常に類似していた。CIを通過しながら,電子密度は,非断熱動力学で予測されるように,ほぼ一定のままである。これは,著者らの以前の二次元研究から得られた結論,すなわち,三次元空間においても,波束動力学は非断熱動力学の特徴を示さない。Copyright 2022 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 幾何学 ,  基底状態 ,  電子密度 ,  *熱力学 ,  波動関数 ,  陽子 ,  近似法 ,  波束 ,  磁束密度 ,  二次元 ,  *準位交差 ,  *三次元 ,  パケット ,  電子状態
準シソーラス用語： *円錐交差 ,  三次元空間 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分子と光子の相互作用  (BH06120R) ,  光化学一般  (CB08010U) ,  物理化学一般その他  (CB01030T) ,  波動方程式の解法,散乱理論  (BA06020N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 相関 ,  電子 ,  核 ,  運動 ,  断熱 ,  動力学 ,  円錐交差