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J-GLOBAL ID:202202289301414209   整理番号:22A1074699

水中音響通信の高速化に向けた時空間等化技術

Spatio-Temporal Equalization Technology for High-Speed Underwater Acoustic Communications
著者 (2件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 284-297(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: L6624A  ISSN: 1884-4863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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水中での通信には,吸収減衰が少なく,海水の濁りや太陽光の干渉等の影響を受けない音響通信が一般的に利用されている.しかし,音波の伝搬速度は電波と比べて5桁以上遅いことから,遅延広がり,ドップラー広がりが共に桁違いに大きい二重選択性フェージングが発生し,その伝搬路変動の克服が課題である.一般的に通信の高速化には高周波数帯を利用した広帯域伝送が有効であるが,高い周波数を利用した際により顕著となる高速な伝搬路変動に追従可能な波形等化技術が確立されていなかったため,水中音響通信の高速化には限界があった.近年,高周波数帯利用時に発生する高速な伝搬路変動の克服を目指し,マルチパス波の一部を空間領域で抑圧することで遅延広がり,ドップラー広がりを圧縮する時空間等化技術が提案されている.本論文では,時空間等化技術を解説するとともに,その動作原理や伝搬路変動への耐性を確認するための計算機シミュレーション,伝送実験について紹介する.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無線通信一般  ,  音波伝搬 
引用文献 (20件):
  • 国土交通省, “海洋開発工学概論-海洋開発技術編- , ” March 2018.
  • 港湾技術センター, “海洋新技術と無人化施工の動向と展望,” SCOPE NET, vol. 70, Sept. 2014.
  • F. Campagnaro, F. Favaro, P. Casari, and M.Zorzi,“ On the feasibility of fully wireless remotecontrol for underwater vehicles,” Proc. AsilomarConf. SS&C, Pacific Grove, CA, Nov. 2014.
  • 遠目塚良一, 中里裕臣, 寺田 剛, “低周波の電界による地中センサデータの無線伝送,” 日本地すべり学会第52 回研究発表会, Aug. 2013.
  • X. Che, I. Wells, G. Dickers, P. Kear, and X.Gong, “Re-evaluation of RF electromagneticcommunication in underwater sensor networks,”IEEE Commun. Mag., vol. 48, no. 12, pp. 143-151, Dec. 2010.
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