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J-GLOBAL ID:202202289738243489   整理番号:22A0613025

イムノペプチドミクスによる腫瘍抗原の発見

Identification of tumor antigens with immunopeptidomics
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 175-188  発行年: 2022年02月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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実用化可能な腫瘍抗原の発見は,T細胞受容体を導入したT細胞や,患者特異的なmRNAワクチンやペプチドワクチンなど,各種のがん免疫療法の開発に不可欠である。既知の腫瘍抗原の大多数は大規模な分子特性評価によって発見されており,ゲノムのタンパク質コード領域に由来すれば標準的(カノニカル)とされる。こうしたペプチドは,ヒト白血球抗原に結合したものを腫瘍から溶離して質量分析を行い,得られたスペクトルと参照データベースのマッチングを行うことによって発見される。最近,タンパク質コード領域以外の塩基配列に由来する抗原や非標準的な抗原プロセシング機構によって生じる抗原といった非標準的抗原が,質量分析に基づく免疫ペプチドミクスによって発見されるようになった。この方法をトランスクリプトミクスやリボソームプロファイリングと組み合わせることで,何千種類もの非標準的ペプチドの発見が可能となり,そのうちの相当数は腫瘍にしか検出されないものになると考えられる。膨大な非標準リファレンスに対するスペクトルマッチングでは,偽陽性が生じる可能性がある。しかし,高感度な質量分析,分析的検証,高度なバイオインフォマティクスソリューションにより,提示抗原や臨床的意味を持つ標的の全体像が明らかになるものと期待される。Copyright Nature Japan KK 2022
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分類 (4件):
分類
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腫ようの実験的治療  ,  腫よう免疫  ,  遺伝子操作  ,  腫ようの免疫療法 
タイトルに関連する用語 (2件):
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